誤解しがちなウェルススペクトルの使い方

ウェルススペクトルを活用していますか?

今回は職場で部下やスタッフを指導するとき。
あるいは研修で従業員に指導をするときに
ウェルススペクトルを使うポイントをお伝えします。

ウェルススペクトルは、
経済状況と働き方の視点から
判断していく指標です。

独学でウェルススペクトルを活用しようとすると、
多くの人は

 

【キャッシュフローのレベル】

毎月のキャッシュフローの収支が
マイナスだと赤外線レベル

毎月のキャッシュフローの収支が
±ゼロだと赤レベル

毎月のキャッシュフローの収支が
プラスだとオレンジレベル以上。

 

この基準だけで判断してしまいます。

これは確かに正しい方法ではあります。
数字が明確なので分かりやすいですよね。

ですが、研修や会社の現場で、指導をするときには、
相手がどのスペクトルレベルなのかを

【キャッシュフローのレベル以外の要素】

でも判断することをおすすめします。

なぜなら、
スペクトルレベルは、
それぞれのレベルに居続けることができる、
「3つの条件」をクリアしているかどうかで、
決まっているからです。

そもそも研修や仕事の現場で、
キャッシュフローの状態を確認するのは難しいですよね。

この条件を見極めることで、
その人がどのスペクトルレベルにいるのか?

おおよそ推測することができ、
さらにその人にどこまで期待しても良いのか?

あるいは、その人のキャリアアップのためには、
どこに着目していけばよいのか?

なども、明確にすることができます。

 

ウェルススペクトルの中で、
主に会社員の方が該当することになる、
基礎プリズムの各レベルに
とどまる条件は以下の3つになります。

 

【赤外線レベル(被害者)にとどまる条件】

  • すべてを自分でやろうとする
  • 他人を責める
  • 喧嘩を売る

 

【赤レベル(生存者)にとどまる条件】

  • お金を測定する
  • 行動を正す
  • 責任を果たす

 

【オレンジレベル(労働者)にとどまる条件】

  • 情熱を見つける
  • スタンダードを決める
  • フローに沿う

 

まずは指導する相手がこの条件の中の、
どこを満たしているのかを
考えてみましょう。

同じ研修を受講させ、
同じような指導をしても、
相手のスペクトルレベルに合っていないと
学んだことを十分に使いこなせない可能性があります。

ですので画一的な指導をしていると、

「こんなに一生懸命正しいことを伝えているのに、
なんで、できるようにならないんだろう?」

と疑問を抱くことになるかもしれません。

 

例えば、赤レベルでいるための条件である、

「行動を正す」や「責任を果たす」が、
抜け落ちている人の場合・・・

せっかく正しいことを伝えても、
実践することをしなかったりします。

ですので、その場合は伝えるだけではなく、
スペクトルレベルを上がるための
実践するための仕組みも
一緒に考える必要があります。

一見遠回りのようですが
そのほうが成果が出ることが早いのです。

 

過去にスペクトルを
社員教育に取り入れた経営者の方が
社員の成長が早くなったと驚かれていました。

ウェルススペクトルは、
自分自身が独立起業するとき
あるいは経営者としてのレベルを高めるために、
使う方も多い一方で

部下やスタッフのキャリアをサポートする視点でも、活用することができます。

 

なお、ウェルススペクトルの各レベルについて、
丁寧に解説をしている、

「動画でわかる!ウェルススペクトル」

は、4月8日に行われる、
ウェルスダイナミクスFESTA2018に
参加する方全員に特典としてプレゼントしています。

各スペクトルレベルに解説に加え、
実際にレベルアップした事例の紹介もされているので、
理解しやすい教材です。

この機会にウェルススペクトルを学び、
ビジネスのさまざまな場面で活用してみませんか?

「動画でわかる!ウェルススペクトル」も
特典として提供しているイベント、
ウェルスダイナミクスFESTA2018の詳細は
こちらをご覧ください。
→ https://festa.jwda.org/2018/

 

守屋 信一郎(ロード)