なぜ、結果を出しているのに評価をされないの?

◎ なぜ、結果を出しているのに評価をされないの? ◎

こんにちは、スターの岩下です。

私は今でこそウェルスダイナミクスの講師として活動していますが
元々はホテルマンとして、延べ20万人以上のお客様を接客し
一部上場企業でのマネジメントをしていました。

しかし人間関係や仕事上のストレスで心の病にかかり
会社を休業している時期がありました。

そこからウェルスダイナミクスを知り、自分の強みにフォーカスすることで
立ち直ることができた、という過去があります。

私からはその頃の成功や失敗の体験談をもとに
組織の中で使えるウェルスダイナミクス活用方法のヒントを
色々お伝えしていこうと思います。

 

今回のテーマは

「組織の中で立場を明確にする」

です。

あなたの今の職場での〈自分の立ち位置〉は明確になっていますか?

〇〇部署
〇〇課
部長、課長、係長…

肩書きがある方は分かりやすいですね。

でもここではそれだけだと
私の求める回答にはなっていません(笑)

 

こんなエピソードをお話しさせて下さい。

私がホテルマン時代に、マネジメントに携わって
ある程度時間が経った頃でした。

当時目標売上はあげていたものの、自分の望む評価が得られず
何をやっても仕事が楽しくない、という時期がありました。

全然給料は上がらないし
同僚が嫌い
上司が嫌い
会社が嫌い

わがままですね(笑)

自分のことで一杯一杯で、周りが見えていなかったんです。
そしてある時私はその不満を、思い切って上司にぶつけました。

「なぜこれだけやっているのに給料が上がらないんですか!?
もっと自分達を評価して下さい!」

この問いに対して、当時の上司はこう答えました。

「会社が求めている実績に繋がっていないからだよ」

その時の私は不満が優先していたので
この返答に全く納得出来ませんでした。

「結果は出しているのにどういうことなんだ!
だったらもう会社をやめよう」

そう考えたりもしました。
しかし私は周囲のアドバイスもあり、思いとどまって冷静に考えました。

 

その頃はチームの売上という意味では
コンスタントに実績も出せるようになり、基盤は安定していました。

それもあって私は事務所にこもって
役職者にしか出来ない雑務をこなす時間が多くなっていました。

それは報告書や書類をまとめる仕事。
チームメンバーの残業を削減したり、いわゆる管理のお仕事です。

しかし上司が私に求めていたのは

チームの団結力を高めて
今までにない新しい事にチャレンジし
会社に新しい風を吹かせること

でした。

冷静になって会社の目的を考えれば、当然の役目なのですが・・・
私はいつの間にか、売上さえ上げていればそれで良い、と思い込んでいたんです。

 

この状態を客観的に眺めた時に
「売上を上げる」ということ自体は悪い事ではないはずです。

しかし私のケースにおいて、私やチームがきちんと評価される
という結果には繋がっていませんでした。

ここでウェルスダイナミクスの考案者である
ロジャー・ハミルトンの言葉をひとつご紹介します。

それは

「最大限の与える力と
最大限の受け取る力の間に富は生まれる」

という言葉です。

これは逆に言うと
価値を与える側・受け取る側のどちらか一方でも欠けてしまうと
そこに富は生まれないという意味です。

話を戻しますね。

 

私は売上という価値を会社に提供しました。

会社(上司)はチームに新しい風を吹かせることを私に望みました。

ここで私が提供していた価値と、会社が受け取りたい結果が
すれ違ってしまっていたのです。

もちろん私は良かれと思い行動していました。
でもそこにお互いが期待するものが生まれることはありませんでした。

 

そんな当時の事を教訓に
それからの私は

「最大限の与える力と
最大限の受け取る力の間に富は生まれる」

という言葉を、とても大切にするようになりました。
そのおかげで、時間や労力を無駄にする事が圧倒的に少なくなりました。

今行なっているビジネスでも
仲間とのちょっとしたすれ違いが起きないよう
私に関わってくださる方には、事前にこの言葉を伝えるようにしています。

といったように
今回は周波数やプロファイルとはまた少し違う角度から
私の事例を書いてみました。

 

ウェルスダイナミクスでは、自分の強み・弱みだけではない
本当の富を生み出すために必要な考え方を、本質的にお伝えしています。

自分と上司、部下、同僚との関係性
自分と会社の関係性

などをより良くするためのヒントも
沢山盛り込まれています。

そしてそれらは全国のWDプラクティショナーが開催する
ウェルス集中講座で詳しく学ぶ事が出来ますよ!

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自分の強みをフルに活かして、職場環境をもっとより良くしたい!
という方は是非参加してみて下さいね。

岩下知史(スター)