使っても使っても減らない資産とは?

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なぞなぞみたいなタイトルですが
使っても使っても減らない資産
あなたは思いつきますか?

今月開催されたウェルスダイナミクスFESTA 2019
その翌日に行われたロジャー・J・ハミルトンの
特別セミナーの中でシェアされたエピソードがあります。

それが、3つの資本についての話です。

タイトルには「資産」と書きましたが、
ほぼ同じ意味だと考えてください。

資産は元々は会計用語ではありますが、
もう少し広い意味で考えた、

自分が使うことができるリソース

であると考えてみてください。

ウェルスダイナミクスを実際に活用していくにあたって
有効な考え方だと思いますので、シェアしたいと思います。

 

お金は使えばなくなってしまう

ロジャーは海に浮かぶ氷山の絵を描きながら、
三角形の3つの頂点を人の持つ「資本」にたとえて話をしました。

まず、三角形のトップであり氷山の一角として
表に出ている部分が「金融資本」と考えます。

要はお金の世界ですね。

もっとお金がほしい!
もっと売上や利益を上げたい!

という人は多いです。
それはそれで悪いことではありません。

 

ただし、1つ考えてほしいのは、
この「お金」というのは
使えばなくなってしまう種類の資本だということです。

そして、金融資本の世界はパイを奪い合う
椅子取りゲームの世界だともロジャーは言っていました。

椅子取りゲームって、子供の頃はなんとなくやっていましたが、
この話を聞くと、なんだか嫌なゲームだなと思えてきます。

しかし、世の中はこの「金融資本」だけで
成立しているわけではなかったのです。

 

知的資本と社会的資本

ロジャーが示した三角形のうち、もう1点は
「知的資本」だと定義しました。
「知的資本」とは、つまり知識やアイデアのことです。

知識やアイデアは、お金と同列の「資本」として
考えましょうということ。

そして、もう1点の資本が「社会的資本」と呼ばれるもので、
こちらは「人とのつながり」などが挙げられます。

もっと売上を上げたり、
給料をアップさせるような努力をするのではなく、
「知的資本」「社会的資本」を積み上げていく努力をすることで、
「金融資本」も自然と大きくなっていき、
お金もたくさん得られるようになる。

そんなお話でした。

 

結局、世界的大企業であっても、
この「知的資本」「人的資本」を積み上げているからこそ
今、大きな活躍をできている。

個人であっても、中小企業であっても
それは変わらないということでした。

実際、Amazonなどは創業してから何年も赤字続きでしたが
その間に目に見えない「知的資本」「社会的資本」
積み上げてきたからこそ、今、大きな利益をあげられているとも言えます。

 

減ってもなくならず、逆に増える

「金融資本」は使えば減るものですが
「知的資本」「社会的資本」使ってもなくなりません。

逆に人にシェアすることで、増えたり
強化されることすらある資本なのです。

「情報をアウトプットすること」の重要性は
最近は日本でも認知されつつあるように思います。

アウトプットに関する本で売れているものも、出てきています。

アウトプットすることが良い理由は
まさにロジャーが解説した、「知的資本」である
知識・アイデアはアウトプットしても減らないばかりか
逆に増えて強化されるから。

に他ならないのではと思いました。

 

人のリソースも使える

この「知的資本」「社会的資本」を使うポイントとして
ロジャーはもう1点、アイデアを提供してくれました。

それは、どちらも「人のリソース」であっても
使うことができるということです。

考えてみれば当たり前かもしれませんが
知識が自分にない場合でも、そのことを知っている人に聞けば
教えてもらうことができます。

また、自分には人脈がない場合でも
知り合いの知り合いを経由していけば
自分の知らない人にもアクセスすることができます。

「自分は何も人に誇れる知識やアイデアがない」
「自分には人脈もないしコミュニケーションも苦手」
と落ち込む必要はないのです。

自分で全部解決する必要はないのですから。

 

内的価値の「知識」と「人脈」

ここでロジャーが示してくれた三角形を使った「資本」の例えは
ウェルスフィットネスの考え方に出てくる内的価値の
「知識」「人脈」そのものではないかと感じました。

ロジャーは今回のFESTAでは
ウェルスフィットネスやウェルスネットワークの話は
直接的には、ほとんどしませんでした。

しかし、ウェルスフィットネスや
ウェルスネットワークの考え方について
しっかり重要なところを組み込んで伝えていることに感心しました。

そして、内定価値の「知識」「人脈」
視野を狭くもつと、自分自身の知識と人脈を
充実させなければと感じてしまう気がします。

もちろんそれは大切ですが、自分以外の人の
「知識」「人脈」も使うことができるということ。

さらには、持っている「知識」「人脈」
他者のためにシェアすることによって、さらに強化されていくということ。

これを改めて、多くの方にお伝えしてきたいです。

 

お金を求めるのであれば
一度お金のことは横に置いて
自分自身の知的資本(知識やアイデア)や
社会的資本(人とのつながり)を充実させてみることを
考えてはいかがでしょうか?

 

守屋 信一郎(ロード)

 

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