見逃している11月9日の重大ニュース

アメリカ大統領選挙にまつわる報道や投稿で、見逃している重大ニュース

 

ニュース1 世界は気候変動に関してアメリカに依存しないことを決定

 

モロッコでの国連COP22で、200の国が、
トランプ氏がなんと言おうと、
地球温暖化をストップする計画を
実行することを誓いました。

これは、パリ協定での採択を実現させる
という責任を持つ気候変動代表による年次の会議です。

トランプ氏が、この合意を”キャンセルする”と
脅していたことを踏まえ、彼が選挙に
勝ちそうだということを感じとった国々は、
ちょうど彼の勝利の一週間前に、国際法
の下で結束し、パリ協定を批准しました。
これは、トランプ氏が大統領に選ばれた
際この契約を法律上破棄するには、
4年かかることを意味します。

この素早い動きに、350.orgのMay Boeveは

“トランプ氏が気候変動の動きに関して
ブレーキをかけようとすれば、
我々は、全体重をアクセルにかける。”

と言っています。

 

ニュース2 インドはお金と汚職を断絶

 

インドの首相、ナレンドラモディ氏は
すべての500ルピーと100ルピー札を廃止し
(これはインドのキャッシュ全体の85パーセントにあたります。)
汚職を減らし、お金のない社会へと向かう抜本的な一歩を踏み出しました。

2015 年のEdelman Trust Barometerによると、
インド政府は中国、アラブ首長国連邦、
シンガポール、インドネシアと並んで、
国民から信頼される政府トップ5の一つです。

この5つの国全てが、長期プランを持ち、
テクノロジーを利用して、経済の速さが
経済の規模を上回るように努力しています。

それとは対照的に、西洋の国々はEdelman Trust Rankingsで、
50パーセント以下にあります。

これは政府が国民から信頼されていないということを示しています。

 

ニュース3 科学者たちが、初めて麻痺を回復

 

スイスの科学者たちは、脊髄の一部を
損傷した猿の麻痺の回復に成功したと発表しました。
彼らは脳インプラントを電流とつなぎ、それを
WiFiを通して猿の足に送りました。
脳は脊髄なしで、猿の足をコントロールする事ができました。

 

スイスの科学者たちは今、足に部分麻痺を持つ8人の人たちに
臨床試験を行おうとしています。

イギリスニューカッスル大の神経科学協会
のアンドリュージャクソンは、

“10年後には、脳と脊髄の接合部における
最初の臨床実演を見ることができるという考えは
理不尽ではない。”

と言います。

麻痺した人や動物達がもう一度歩いたり、
動いたりする力を持つ世界を、想像してみてください。

 

ニュース4 第一回、ハイパーループ プロジェクト発表

イーロンマスクが真空空間で、
マグネット上を浮いて走る電車を
提案した時は、飛行機に代わる環境に
優しいチョイスとはいえ、
ハイパーループという考え自体が空想と
思われていました。

そのわずか数年後の現在、二つの会社が
この夢を実現させようとしています。

 

昨日、ドバイの交通機関のトップ
であるMatter al-Tayerと共に
ハイパーループOneはドバイと
アブダビ間を走るハイパーループの
計画を発表しました。
これはこの区間を車では2時間、
飛行機では30分かかる従来のもの
と比較して、わずか12分しかかかりません。

このようなテクノロジーの進歩は、
革新的な政府の協力と共に
エネルギー使用と二酸化炭素排出量を
私たちが考えるより早く
別のものに進化させています。

 

ニュース5 アディダスが海から回収したプラスチックからシューズを生産

 

アディダスは新しいUltraBOOST Uncaged Parley
ランニングシューズを発表しました。
海から回収したプラスチックを使って
作った世界初の量産(一般用)シューズです。
一つの靴につき、11個のペットボトルと
同じ量のプラスチックから作られていて、
adidas.comにて購買可能です。

https://www.adidas.com/us/parley

全ての会社が手を取り合い、ゴミを減らし、
海洋汚染をなくすためリサイクル商品を作ることを、想像してみてください。

 

1.2億の人がアメリカ大統領選の投票に行きました。

でもそれは、世界の人口70億人のわずか2パーセントが
世界196カ国の0.5パーセントの割合でしかない
次のリーダーを選んだにすぎません。

多くの人がこの結果に対して賛成、反対の強い意見を持っています。
もしあなたが、僕のようなフェイスブック投稿をしているなら、
その話題が全投稿の5割以上をカバーしていることでしょう。

ですが、世界は変わり続けています。

そして、良い人々は素晴らしいことをし続けています。