「ワンランク上の」チームマネジメント

私は会社員時代にチームマネジメントに携わり、色んな失敗をして来ました。

今だからこそ思えることですが、当時ウェルススペクトルをきちんと理解していれば、もっとうまくできただろうな・・・と思う場面が沢山あります。

今回はそんな私の経験から、スペクトルの理論を
チームマネジメントに応用する方法について書いてみたいと思います。

 

まずウェルススペクトルにおける
各レベルをおさらいしておきます。

スペクトルには9つのレベルがあります。
その種類は下のレベルから・・・

赤外線

オレンジ
イエロー
グリーン
ブルー

藍色
紫外線

です。

 

今回のテーマである「会社員」は

赤外線

オレンジ

のどこかにいるとされていて、楽しく生きがいを持って、充実した会社員でいたいとしたら、オレンジレベルを目指すことをおすすめしています。

ではあなたのチームには、
どんなメンバーがいますか?
※まだいない方は、今後をイメージしてください。

  • いつも言い訳ばかりしてる人
  • 前向きに仕事に取り組む人
  • 指示をしてもなかなか動かない人
  • 自分で仕事を見つけて動く人
  • 目の前のことしか見えていない人
  • 常にチーム全体を見ている人

色んな人がいますよね。

ではあなたなら、どうやってこのチームを盛り上げていきますか?

 

ちなみに当時私が行ったのは

  • いつも言い訳ばかりしてる人
  • 指示をしてもなかなか動かない人
  • 目の前のことしか見えていない人


これをAグループとしましょう。
こんな人達をまずやる気にさせることでした。

自分なりに、相手の考えを大切にしながら接していると、私の願いが届いたのか?彼らはみるみるうちに成長!

 

・・・しませんでした(笑)

熱血ドラマのようには、なかなかいかないんですね。

「教育はなんて難しいんだ・・・」

と悩むようになった私は、次第にAグループより

  • 前向きに仕事に取り組む人
  • 自分で仕事を見つけて動く人
  • 常にチーム全体を見ている人

→これをBグループとします。

といったメンバーに時間を割くようになりました。
ちなみにこれは意図的にではなく、そうするしかなかったのです。

でもこれが、結果としてその後に良い影響をもたらすことになります。

 

Bグループは比較的成長意欲が高く、行動が早い。

問題が起きれば「それをどう改善するか?」を、自発的に考えていました。

明確な役割を与えて行く事で、自分なりに効率を上げていき、次第にリーダーとしての資質が生まれてくる人もいました。

そして何より、そのポジティブなエネルギーが周りに良い影響を与えてくれます。

 

するとどうでしょう?

以前私が言ってもなかなかやる気を出さなかったAグループまでがそこに感化され、自発的に動くにようになってきたんです。
もちろん全員ではありませんが、確実に変化が起き、徐々にチーム全体に活気が生まれてくるようになりました。

 

当時このABグループの差は、正直学歴とか個々の能力の問題だと思っていました。

しかし実は、これはスペクトルレベルの差から生まれていると言えるのです。

ちなみに分析してみると

Aグループ赤外線赤レベル
Bグループオレンジレベル(もしくはそれに近い状態)

の特徴に、よく当てはまっていました。

 

オレンジレベルの条件を満たしていると、必然的に成長意欲が高まりやすくなります。

そしてチームを盛り上げるためのヒントは「このオレンジレベルの人にいかに活躍してもらうか?」にあると私は考えます。

 

その具体的な方法は

  • 仕事上の役割を明確にする
  • 自ら行動しやすいよう環境を整える
  • しっかりと褒める
  • いちいち上から口を挟まない(笑)
  • リーダーがしっかりとオレンジレベル以上になる→見落としがちですがこれが1番重要です。

など様々です。

スペクトルでは、決められたステップをクリアすれば、誰でも理想のレベルになれます。

しかしこれはあくまで、本人の意思次第。

であれば、意欲の高い方からチーム全体に良い影響を広げる方が、問題解決に繋がりやすくなります。

 

このようにスペクトルは、個人のレベルを上げることはもちろんチームにおいても効果があります。

そのためにも各レベルの特徴を理解しておくと更に最善の策を取ることができるでしょう。

そんなスペクトルレベルの特徴をもっと知りたくはありませんか?

各レベルの特徴については、ウェルスダイナミクストレーナーや全国のシニアプラクティショナーが開催する講座で学ぶことができます。

ウェルススペクトルの講座に参加する

 

ここで正しい知識を学んで
「ワンランク上の」チームマネジメントを目指してみてくださいね!

 

岩下知史(スター)