情熱とかやりたいこととか特にないです。
初めまして。
宮本伸男(メカニック)@シニアプラクティショナーです。
私は現在、大手メーカー系の
IT営業(会社員)として働く29歳。
その一方で、
20代〜30代前半の方向けの
ライフデザインコーチングや
コミュニティの運営、小説執筆や
ライター活動をさせていただいています。
一番大好きで活用している理論は、
『ウェルスフィットネス』の内的価値。
内的価値をいかにわかりやすく伝えられるか、
いかに実践と結果を生み出していくか、
どこまでこの理論を昇華することができるのか、
そんなことを常に考えながら
アウトプットしている変な人です 笑
変な人ですが、
今後お会いすることがあれば
ぜひお気軽にお声がけください^^
さて、本題です。
先日は大学生向けにウェルスダイナミクスを活用した
パラレルキャリア養成講座の講師を担当させて頂いた時のこと。
受講生からこんな質問をいただきました。
『情熱とかやりたいこととか特にないです。』
サポーターからすると、「逆に羨ましい!」と
思われる方も多いかもしれませんが、
この質問は結構多いです。
私はいつもこう答えるようにしています。
「情熱は幻想です。例えば、
『仕事で情熱を私に見せて!』
って言う上司がいたとしたら、
それってどうやって示しますか?
言葉や身振りで表現しても
いいかもしれませんが、結局は行動です。
つまり、
”情熱が持てることをこれから探す”
のではなくて、
既に行動している中から情熱を知るんです」
『どういうことですか?
今やりたいことがないんですけど』
「情熱は生きていく中で
様々な重しが乗っていきます。
お金、仕事、見栄、プライド、性、家族、友人・・・。
多くの人が”情熱”とは、
”それが仕事になるかどうか”だったり、
”人に話しても良いかどうか”、
”馬鹿にされないだろうか”
などの見栄やプライドを基準にしています。
でも、情熱は究極のエゴです。
自己満足で良いと考えた時、好きなこと、
辞めろと言われてもやってること、
やらないとストレスになるとかって
本当にないですか?」
ここまでお話すると、
『え、情熱ってそんなのでいいの?』って感じで、
一言、二言、自分の好きなことが出てきます。
そこから先は2種類の情熱の話で展開していくと、
たった15分で自分の情熱と
価値観に気付けるんですよね。
情熱レベルだったら
いいんです、それで。
別に情熱だけで仕事に変える必要もないし、
仕事に変わることもないです。
でも、情熱はエネルギーなので、
一番最初に向き合った方がいいテーマです。
そのエネルギーが見つかれば、
そこから先は価値観を広げる行動に移していけます。
情熱は仕事に直結しなくてはいけない、と
考えられるかもしれませんが、
まずは一度、その思い込みを取っ払って、
自分と向き合う時間を作ってみてください。
宮本 伸男(メカニック)