32年間フローに乗りきった男

タモリ

3月いっぱいで、
「笑っていいとも」が終わりました。

「笑っていいとも」といえば、
タモリさんですよね。

私の尊敬する文化人?芸人?の一人です。
彼のプロファイルはアキュムレーター
とても、分かりやすい。
完全に内向です。
(基本的に恥ずかしがり屋。
必ず下向いてチャチャチャをやっている)

オタクです。
(鉄道など、オタク系の趣味を極める)

知識/情報を蓄積しています。
(何から何まで、そして隅々まで何でもよく知っている!)

地味。
(目立つのが嫌い)

継続力があります。
(「いいとも」の継続で実証)

(もう一つの長期番組
「徹子(スター)の部屋」は録画ですからね、
ちょっと違います)

電気少年でした。
(ラジオを作ったりしていたそう)

彼の芸は職人芸です。
(「中国人の麻雀」芸、
聞いたことあります?)

(人の細かい部分をつぶさに見極め、
その全てを芸にする)

趣味/好みが渋~。
(ジャズなど、嗜好が大人)

「今」+「現実」=「ハプニング」大好き
(だから、「いいとも」にパッションを感じていたんでしょうね)

様々な分野において、「通」である。
(これに集大成した番組が「タモリ倶楽部」)

怒らない、褒めない。
(感情的ではないですよね、基本泣きもしません)

平等。
(「いいとも」に、
どんな凄いゲストが来ても、
特別扱いしなかったそう)

圧倒的な信頼を得ている。
(特番におけるレギュラー陣のコメントを聞きましたか?)

本物。
(自分をあえて拡大しない。等身大。見たまんま…)

 

上記で「いや、そうではない!」と言えるところ、ありますか?

 

私は、「お笑い」大好き。

私自身、近いプロファイル(隣のロード)でもあり、
彼の圧倒的な職人芸が本当に大好きでした。

そして、この頃の「いいとも」でも
実際とても面白かったタモリさん、
若い芸人に全く引けをとらないタモリさんを
やっぱり凄いなーと感心していました。

 

「いいとも」が終わっても、
アキュムレーターな彼は
一人の幸せを味わうことができます。

一人の時間を楽しむことができるはずです。
それでも人恋しくなったときは、
多くの楽しい友人たちを呼べばいい。

 

これが、本当の「富」なんです。

 

今後、何が起ころうとも、
どんな天変地異が起ころうとも、
お金が全て無くなろうとも、

彼には層の厚い、質のいい、
本物の「信頼」と「友人」があります。

そんな「富」を彼は32年間かけて、築いてきました。
テレビの中の彼から感じたのは、
「豊かさ」と「本物さ」でした。

 

本当に幸せな、
フローに乗り切って人生を生きてきた
一人の男性でした。
観ているだけで、私も幸せになりました。

 

32年間、ありがとうございました。
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PS: ちなみに他のお笑いビッグ3のプロファイルはこちら
さんま→スター
たけし→クリエイター

 

一般社団法人 日本適性力学協会
代表 宇敷珠美(ロード)