うまくいっているアキュムレーターの共通点とは?
アキュムレーターの方で、
一定以上の成功を収めていると思う方を
何人か思い浮かべてみて、
その共通点を抽出してみました。
いったい、どんなことでしょうか・・・
アキュムレーターと言えば、
ウォーレン・バフェットに代表されるように、
【長期投資で大きく稼ぐ人】
と、アキュムレーターの事例を見ていたら、
感じられるかもしれません。
ですが、投資以外の分野で、
大きな成果を出すアキュムレーターの方は、
たくさんいらっしゃいます。
では、うまくいっている、
アキュムレーターの共通点はなにか?
まず1つが自分の専門分野を持っていることです。
・興味のあることを学ぶ時間を作っている
・その専門分野を人に教えることができるまで高める
・「●●のことなら××さんに聞け」という評判になる
こういった手順を踏むことで、
アキュムレーターならではの蓄積によって、
人の役に立つことができる価値が、
提供できるようになっているのです。
事務的なことやプロジェクトマネジメントが得意で、
組織の中で会社員として、
力を発揮しているアキュムレーターの方も、
たくさんいらっしゃいます。
ロジャー・ハミルトンの著書、
「億万長者 富の法則」では、
『多くのアキュムレーターは企業内で出世して、
好きではない分野で高い地位についている。
地位が高くなると、社内の駆け引きに巻き込まれるが、
アキュムレーターはそうしたことにほとんど興味がない。』
と述べられています。
さらに、
『自分が興味のある分野に焦点を合わせ、
すでにその分野で一流になっている人を見つけよう。』
というアドバイスをロジャーはしています。
惜しまず自己投資をして、
自分が興味のある分野のことを学んで基礎を築いている、
そんなアキュムレーターの方が成功しています。
継続して1つの分野を突き詰めることができる。
深堀りして信頼性のあるコンテンツを、
提供し続けることができる。
という意味では、
より専門家として信頼されやすいのが、
アキュムレーターの強みなのです。
次に成功しているアキュムレーターの方が
成功したポイントを考えてみたところ、
次の3つが考えられました。
・卓越した結果が出るまで継続する
・精神的なブロックを解消する
・自分以外の誰かの力を借りてブレイクする
自分の専門分野で、
高い価値を提供できるアキュムレーターの方ですが、
結果が出るまでは時間がかかる方が、
多いように感じます。
逆に言えば普通の人なら結果が出なくて辞めてしまうところを、
継続できるから成功しているとも言えます。
さらに、素晴らしい価値を持っているのに、
精神的なブロックがあることが原因で、
次の一歩を踏み出すことができない。
・ビジネスの場でお金を請求することができない。
・自信を持ってビジネスを立ち上げることができない。
という状況になる方が、多いように思います。
アキュムレーターならではの、
慎重さ、リスクを嫌う性質から、
このような状況になるのでしょうね。
そこを乗り切るためには、
【自分以外の他人の力】を借りていくのがポイントです。
既に成功する人からの一言によって、
メンタルブロックが解消された。
という方もいますし、
プロデュースをしてもらって、
引き上げてもらうことで、
良いスタートを切れた方もいます。
『アキュムレーターは、会社をスタートさせたり、
製品を生み出そうとすると苦労するが、
スタートを人に任せれば、自然にお金は稼げる。』
と「億万長者 富の法則」の中でも述べられています。
自分の価値を活用してお金に変えてくれる、
ほかのプロファイルの人に力を借りることで、
スムーズにスタートを切ることができるでしょう。
人の役に立てる価値を蓄積し、
それを見える形として表現していくのがポイントです。
そのためにもすべきことが、
・意識してアウトプットの場を作る
ことなのです。
学ぶのが好きなアキュムレーターの方は、
知識を得るだけで、
満足してしまうこともあるかもしれません。
その知識や経験をアウトプットして、
人に価値として提供できる場を作ることで、
チャンスを得ることができます。
せっかく、良い価値を持っていても、
それを他人が誰も知らなければ、
自己満足で終わってしまいます。
かといって、
多くの人に自分から売り込むことは、
アキュムレーターの方の
得意とするところではないでしょう。
インターネット上の媒体などで、
自然とアウトプットを行っていく。
あるいは、ネットワークを築いてくれるサポーターに対して、
アウトプットをしていくのも良いですね。
アキュムレーターの方は今回のポイントを意識して、
自分の価値を磨き上げて、
チャンスをつかみとってみてください。
アキュムレーター以外のプロファイルの方は、
ご自身のまわりにいるアキュムレーターの方に、
活躍のチャンスを提供することを、
ぜひ心がけてみてくださいね。
Photo credit: DRs Kulturarvsprojekt via Foter.com / CC BY-SA