自分のプロファイルにがっかりしました。
私のプロファイルは、スターです。
以前のメルマガでも、
 「いつやるの?今でしょ?」は、
 上側のプロファイル(メカニック、クリエイター、スター)と書きました。
そのときの記事はこちら
やりたい!と思ったら、待てないのです。
それが待てるのが、下側(テンポ)のプロファイルです。
アキュムレーター、トレーダー、ディールメーカーです。
先日、トレーダープロファイルの方とお話しました。
「プロファイルテストを受けて、トレーダーと出てがっかりしました」
 と、その方がおっしゃっていました。
なぜがっかりしたのか伺いました。
その方は、アイデアを出したり、企画を考えるのが好きで、
 それをやっていきたいと思っていたのに、
 クリエイターや、スターではなかったので、
 がっかりしたというご意見でした。
トレーダーは、企画や、アイデアを出すことができないのでしょうか?
 ◆トレーダーの特徴◆
実はそうではありません。
トレーダーは市場や周りの環境を把握するのが得意です。
そして、適切な反応をします。
そのため、名前の通り<トレード>に向いています。
彼らのアイデアは、その分野/エリアに関するアイデアです。
実現可能かどうかわからない
 革新的なアイデアを次々に量産することは、
 向いていないかもしれません。
多分、トレーダープロファイルであれば、
 そういういうぶっ飛んだアイデア自体が、
 そもそもお好きではないのではないでしょうか。
またトレーダーは
 今ここにある現実に、
 どう落とし込むかという時に
 大いに役立つアイデアや企画を出します。
そして、何よりも、
 そのことによって、
 自分の周りの人たちが調和を保っていると、
 大きな喜びとなるでしょう。
もう一つ、その方にしたお話があります。
それは、≪ゆっくり進むことの価値≫です。
トレーダーは、複数の仕事をこなすこと(マルチタスク)ができます。
なぜなら、それはゆっくり進んでいるからなんです。
トレーダーはゆっくり進んでいるがゆえに、
 止まることができるのです。
ですので、突然仕事がやってきても、
 自分の手を止めてそれに取り組み、
 また、前の仕事に戻ることができます。
この切り替えが、
 ほかのプロファイル、
 特に逆側のプロファイルは苦手です。
ただ多くのトレーダーが、
 この「ゆっくり進んでいることの価値」を見落としていると感じます。
ゆっくり進むということは、
 だらける、動かない、ということとは違います。
ゆっくりと着実に歩みを進める。
トレーダーの方や、
 周りにトレーダーがいるときは、
 そのゆっくりの価値を
 いかにしてうまく活用するか、
 考えてみてください。
瀬賀啓衣(スター)




