「自分らしく」の落とし穴
ウェルスダイナミクスをお伝えしていると、
「自分らしく働きたい」
「自分らしく生きていきたい」
そんな相談をよく受けます。
そもそもウェルスダイナミクス自体が
「自分の強みを活かして、
フロー(流れ)に乗って、
結果を出す」
というための理論ですから、
「自分らしくありたい」
という要望には
非常にマッチしています。
でも、ここに重要な落とし穴!があります。
「自分らしく」いることが
あなたのフローを止めてしまうこともあるんです。
我慢せず、自分らしく生きているけど
なんだか思ったように物事が進まない…
周りの人との関係が長続きしない…
残念ながら、こういうケースが
あちこちで見受けられます。
「自分らしくしているのに、なぜか上手くいかない」
その理由は、
「特性」というところだけを
平面的に見ているから。
大切なのは
「特性」と「現在地」を
立体的に見ることです。
●「自分らしく」で起きる戦争
ウェルスダイナミクスでは、
人のタイプを大きく
・ダイナモ
・ブレイズ
・テンポ
・スチール
の、4つの周波数タイプに分けています。
タイプごとの違いを見てみると、
それぞれに「楽な状態」というのは異なります。
伝わりやすい言葉というのも異なります。
つまり「自分らしい状態」というのも違うわけです。
例えば、スチール周波数が強い人は、
“なんとなく行われる雑談”は苦手です。
「このテーマについて話す」
というのが明確であればまだしも、
「何のためにこの会話をしているのか」が見えないまま
雑談に乗っかり続けるのも結構な負担。
「自分らしく」あるなら、
特に話の輪には入らずに、
外側から眺めていたいくらい。
でも、真逆のブレイズタイプは
「相手と話すこと」自体が目的であって、
内容なんて何でもいい!という傾向が強くなります。
「自分らしく」あるなら、
とにかく色々会話をしたいし、
みんなで盛り上がりたい!
あれ!?
あの人は会話に入ってないぞ!
巻き込もう!
…となるわけです。
雑談に入りたくないスチールと、
雑談に巻き込みたいブレイズ。
こういう対立構造が出来てしまいます。
ダイナモとテンポで見てみると、
空想家で、
自分のアイデアを現実化したいダイナモと、
現実的で、
周囲の気持ちを優先したいテンポ。
こういった違いが生まれます。
タイプの違う人間が
「100%自分らしく」あろうとしたら、
お互い苦しい状態になってしまうのは
想像に難くないですよね。
これを回避するために大切なのは2つ。
*相手の心地よい状態を慮ること
*自分の想いを伝えること
1「自分はこう思うけど、
相手はそうじゃないかもしれないな」
2「でも、なぜそう思ったか、
自分の考えは伝えよう」
この2つは両立可能です。
むしろ、「なぜそう思うのか」を伝えることで
お互いのことを理解しやすくなります。
ウェルスダイナミクスでは、
この「なぜ」という視点を非常に大切にしています。
相手が「なぜ」そう思うのかを想像し、
自分が「なぜ」そう思うのかを伝える。
こういった歩み寄りをすることで、
お互いのことを理解できるようになります。
「私にとってはこれが自然なことなんだよ」
というのをお互いに知ることができれば、
100%までいかなくとも、
かなり無理のない関係性を作ることができます。
●自分の「現在地」を把握せよ
「自分らしく」を考える上で大事なのは
周波数タイプだけではありません。
あなたや周囲の人の
「現在地」を知ることも非常に重要です。
ウェルス理論には、
現在地を測る指標として
「ウェルススペクトル」というものがあります。
これは、自分が今どこにいるのかを
9つのレベルで示す、地図のようなものです。
同じ周波数でも、
スペクトルレベルの違いによって
「何をすべきで、何をすべきでないか」
が変わってきます。
「自分らしさ全開でいいのか、そうでないのか」
が変わる、とも言えましょう。
例えば、
「山に登ったことがないけど、富士山に登ってみたい!
自分らしく、ビーチサンダルと短パンでいい?」
という人に、
「あなたらしくて良いね!」
と言えますか?
……無理がありますよね。
まず 自分が危険な状態に合わないだけの知識と経験。
それがあってこその「自分らしさ」。
ウェルスダイナミクスの
周波数・プロファイル全開で動いていこうねー!!
というのは、
実はスペクトルがある段階(レベル)に達してからなのです。
では、その前に、
自分らしく山を登るためには、
何を備えておく必要があるのか?
その課題をステップバイステップで
明確に教えてくれるのが
「ウェルススペクトル」なのです!
同じタイプでも、
新入社員とベテランでは
やるべき課題が違うのは想像に難くないですよね。
「タイプ別診断」というものは
巷に沢山溢れていますが、
立体的な視点を入れているのが
ウェルス理論の特筆すべきところ。
「ウェルススペクトル」は、
あなたが「自分らしく」あるために、
今 何に取り組むべきかの課題を
明確に教えてくれる指標なのです。
●「自分らしく」あるために
ここまで、
「タイプの違い」「現在地の違い」
という観点から
「自分らしく」ということについて
お話してきました。
歩み寄ることをせず、
「私のことを分かってよ!!」というのは、
相手からしたら
「わがままをぶつけてくる人」でしかありません。
そうならないために大切なのは、
「特性」と「現在地」を理解すること。
ウェルス理論を理解し活用することで、
あなたも周囲も「らしく」いられる
環境を作っていきましょう!
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白井 圭(ロード)
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