多様性を活かし合うチーム作りとは?

今日は、

「多様性を活かし合うチーム作り」

これをテーマにお伝えしていきます。

多様性の時代だ!ってことは、
今さら私がどうこう言う話でも
ないと思います。

ですが…

多様性を活かし合う!と言いながら
世の中で起きていることは、
全く真逆のこと。

自分の正義を相手に押し付け、
自分の考えと違うものは、
相手を正そうとしたり、排除する。

当然ですが、そこには、
相手をダメにしてやろうという悪意はなく、
ただ自分と違う、という理由だけで、

それはダメ。
こうするべき!

と、自分の“べき論(正義)”があり
それを相手に伝えている。

相手を自分より下と見なして、
相手のためにと言いながら
自分のエゴを押し付け、
相手をコントロールしようとする。

そして、力がある人は、
相手を論破し自分の優位性を主張する。

・・・

いかがでしょうか?

上司や部下などの師弟関係や
親子の関係など…

これまでを振り返って、
このようなことはなかったでしょうか?

 

特に、誰かに何かを教える
立場にいる人たちが、
よっぽど高い視点を持っていないと、

自分が良かれと思ってしていることが、
相手の才能を殺してしまうという、
世の中で最も不幸なことが起こってしまう。

 

そして、人間関係が破綻する。

 

相手をダメにしてやろう!と、
思ってやっていることなら
別に問題のない話ですが…

相手のために!と思って、
一生懸命に自分の正義を
振りかざしているとしたら…

悲しすぎますね。

 

さて、なぜ相手のことを想い
良かれと思って行っている行為が
誰も幸せにしない結果として
現れてしまうのでしょうか?

今日は、この先でそれについて、
世界と人間の構造的視点から
お話ししていきます。

 

■良かれと思ってしたことが受け入れられないのはなぜ?

ポイントは、

 

・この世に事実があると思っていること

・世の中を見るときに
 自分の経験値、もしくは
 心理学などの実存的な思考しか
 持ち合わせていないこと

・だからこそ、自分でなんでも
 決めて自由に行動できると
 勘違いしていること

 

この3つが、大きな理由だと思います。

簡単に言ってしまえば、
選択肢の量が少なすぎると
言えるかもしれませんね。

 

だからといって、
勘違いしないで欲しいのは、
私ができている人である、と
言っているわけではありません。

私も同じくあることを知るまでは、
良かれと思って相手の才能を
潰すようなことをやっていました。

そして、
今も試行錯誤の日々を送っています。

 

ちょっと気を抜くと、
自分視点になり、
自分のやり方を優先してしまったり……

論破してくる相手にイラッすることも
山ほどあります(笑)

 

もし、このメルマガを
読んでくださっている方の中で、
自分が良かれと思ってやっていることで、

 

・人間関係がうまくいかない…

・気を遣っているのに
 なぜか自分の周りで争いが起こってしまう。

・頑張って教育しているのに、
 相手の才能を引き出せていない、
 いまいち、結果につながっていない…

・もしかして、私、
 相手の才能を潰してしまっている?

 

など、気になる方は、
ぜひ今日の記事をお読みください。

 

選択肢が増えると、
いちいち自分と違う意見の人に
いちいちイライラする必要もなく、

マウントとってくる
相手に立ち向かうこともなく、

逆に、相手を気持ちよくさせ、
言いたいことを言わせているのに、
相手に感情を奪われることもなく、
相手と友好な関係を築くことが
できることでしょう。

 

そしてその先には、
本当の意味での自由があると思っています。

なぜなら、
自由とは選択肢の数ですから。

 

■「この世に真実はない、あるのは解釈だけだ」

この言葉は、哲学者ニーチェの命題です。

多くの人間関係の問題が、
これで解消されると思っています。

というのも、
多くの人間関係のトラブルは、
事実があると勘違いしていることから
起こる問題だと思っています。

 

少し例をお伝えします。

私が、アパレル業界に参入した時に
起こった出来事です。

・・・

私はあるとき、

ある商品を作りたい!

と、全く同じ内容を
A社B社に伝えました。

 

A社は、
「新しい切り口で面白そうですね。」

B社は、
「前例がないから難しいかと……」

 

という反応が返ってきました。

 

なぜ、同じことを伝えたのに、
違う答えが返ってきたのでしょうか?

 

もし、
世の中に事実があるとしたら、
A社とB社は、同じ答えでないと
おかしくないですか?

 

だって同じことを伝えているのですから…

なのに、
なぜ違う答えが返ってきたのでしょうか?

 

ここで、
ニーチェの命題に戻りましょう。

 

・世の中に、事実がない、

・あるのは、解釈のみ。

 

これが全ての答えかもしれませんね。

A社は、面白いと解釈し
B社は、難しいと解釈した

ただそれだけです。

 

まぁ〜言ってみれば、
その人の“あり方”の中に、
現れるものが現れている。

ただそれだけだと思います。

 

それだけなのに、
難しいってどういうこと?

「あんなことも、こんなことでもできて、
 斬新で、誰もやったこともない…」

なんて歯向かうことすら無駄な話です。

 

とはいえ…

世の中の構造をわかっていなければ、
事実がある!これが正解だ!と、
自分の経験値や実存的な
学びからしかモノを見れなくなる。

だから、

「いや、それ違うでしょ。
 だって、あぁーで、こーで、こうなって、、、」

と、正義を振りかざし、
違いを正し、相手を論破したくなる。

 

世の中を構造的に捉えている人から見れば、
非常に、無駄なことに見えていることでしょう。

 

とはいえ…
私も、数年前まで同じことをやってました。

なぜなら、自分の経験しか
バックボーンにするものはなかった。

選択肢が、それしかなかったからです。

人は違うと言いながらも、
自分がうまく行った方法を、
自分の解釈モリモリで相手に伝えていました。

 

そして…
自分と違うモノを見ている人を
アイツはわかっていない!と、

そんなつもりがなくても
どこか見下していたのかもしれません。

今も、よっぽど意図的にいないと
イラッと感情を持っていかれることがあります。

 

が…
もがきながらも、
そこから抜け出すきっかけとなった
ツールを最後にご紹介します。

これを読んでいただいている
あなたのヒントになればと思います。

 

■多様性を活かし合うには?

では、どうしたらいいのか?
その答えは、前に述べた通り、
「選択肢を増やすこと」です。

 

自分だけの体験から物を語ると、
絶対にうまく行きません。

私、個人的には、
感情だけしかない人は苦手です。

ちょっと理解ができないというか…
なぜ、そんな思考になるのかが
いまいちわからない。

感情を全面に押し出す人は、
結局のところ自分の手が届く
範囲のことしか見えておらず…

主語が全て自分の人が、
非常に多いように感じます。

だからこそ、
自分以外の人の思考パターンも
選択肢として持つ必要があるわけです。

 

それが、ない限り、
どれだけ「多様性」といっても、
多様性を活かし合うことは、
不可能だと思います。

 

ウェルスダイナミクスを学べば、
自分と相手がどう違うのかは、
明確には、なりますが…

正直なことを言うと、
ただ1つだけ、ず〜〜〜っと
腑に落ちないことがあったんです。

それは、どれだけ学びを深めても、
自分の中で理解しきれないことが
あったのですが…

先日IQテストを受けて、
まさかの素晴らしい結果が出て、
そういうことか!と、やっと
その違いを受け入れることが
できるようになりました。

 

本当に、自分のことは、
全く自分では見えない。

そう感じた瞬間でした

そして、その結果を受けて、
もっと人の話をちゃんと聞いて、
受け入れていこう!と、
改めて自分に誓いました(笑)

 

ちょっと話がそれましたが、
もしあなたが、多様性を活かし合う
チームを作りたいのであれば、

まずやるべきことは、
自分以外の人間を知ることからです。

 

自分と相手は同じで、
みんな同じように感じている。

みんな同じように解釈している。

そう思っている限りは、無理です!

 

ですから、
まずは、違いを理解するということから
スタートしましょう。

違いを理解するには、
ウェルスダイナミクスが、非常に役に立ちます。

 

ウェルスダイナミクスの考案者である
ロジャー・J・ハミルトンは、
世界と人間の構造を、高い視点から
分析し、区別することで……

我々に理解しやすいように、
富の力学としてまとめ上げてくれています。

 

もし、あなたが、
もっともっとウェルスダイナミクスの
理解を深め、選択肢を増やし、
多様性を活かしたチームづくりを
したいのであれば。

9月5日(月)に発売される、
ウェルスダイナミクスの概念をまとめた
協会代表 宇敷珠美の書籍、

『ウェルスダイナミクス』

は、非常に役に立つでしょう。

 

メールで何度かお知らせしているので、
あなたも既にご存じかもしれませんが、
8月31日(水)まで、お得な特典付きで、
事前予約を受付中です。
↓↓↓

第1章を無料で公開中!予約は8/31まで
https://promo.jwda.org/lp/bookreserve/

 

今回の書籍は、あなたが、
自分の才能を活かすだけでなく……

 

「違い」を最大の武器にして、

お金以外でつながり合えるチームを作り、

時代の流れに左右されない富を築く、

人生のバイブルになるでしょう。

 

浅山 佳映子(クリエイター)