時間泥棒の質問

時間泥棒の質問

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『私はどうすればいいですか?』
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プロファイルを知ったあと
どうすればいいですか?

という質問を
よく頂きます。

すると私は、
こんなふうに聞きます。

「どうしたいですか?」

けして意地悪で
聞いているのではないのです。

でも、ちょっと
意地悪っぽいですね(汗)

プロファイルとは
何でしょうか?

プロファイルとは、
『最も抵抗の少ない道のり』

そう、
そうなんです。

プロファイルは、
答えではないし、
行き先ではないんです。

最も抵抗の少ない道のりなんです。

行きたいところがある!
その時に、
コンパスのような役割を
してくれるものです。

プロファイルは
特性を示すものであって、
職業や、やることを
限定するものではありません。

だから、あなたが
どのプロファイルだとしても
何でもできるのです。

なので、
「クリエイターとでました!
で、私どうすればいいですか?」
という5年前の私のような
質問には答えようがないのです。

そうなんです。
私もそう思った一人なんです(苦笑)

ウェルスダイナミクスの考案者の
ロジャー・ハミルトンは
答えようもない漠然とした
質問をしてくる人を
『時間泥棒』だと言っていました。

ごめんなさい。
もうしません。

そう聞きたくなった時に、
効果的な質問を
ご紹介したいと思います。

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多用厳禁!効果的な質問
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その質問は、
効果があります。

ですが、あまり多用すると
質問する相手(この場合は自分)を
追い込んでしまうので
使い方に気をつけてくださいね。

その質問とは、
『なぜ?』『何のために?』です。

『なぜ、何のために、
自分のプロファイルを
知りたいと思ったのですか?』

今までに伺った方の
答えはこんな感じでした。

*自分に自信を持ちたい

*チームビルディングに活用したい

*ビジネスを拡大したい

*いずれ起業したい

などなど・・・

『なぜ?』の答えに対して
プロファイルテスト結果の活用法が
思いつかない時は、
さらに『なぜ?』と
問いかけて深堀りしてみましょう。

例えば、

自分に自信を持ちたい

が、テストを受けた理由だったとしたら、

『なぜ、自信を持ちたいのですか?』

という質問をしてみます。

自信を持つことで、
何を得たいのでしょうか?
どうなりたいのでしょうか?

もしかすると、
自信を失った理由が
ヒントになるかもしれません。

「仕事で失敗ばかりしてうまくいかない。
自分に自信が持てたら
もっとうまくいく気がする!」

その場合は、
『プロファイルテストの結果を踏まえて、
仕事に活用できる自分の特性、
自分の強みはなんだろう』
となります。

『なぜ?』に対する答えが、
『最も抵抗の少ない道のり』の
目的地になります。

しかも、強みはもともとの
自分の特性に合ったものです。

そこをうまく活用するように
考えることは
殆どの場合、楽しいことです。

自分にない要素を身につけて
足りないものをカウントするという作業を
「自分の強みを役立てる」という
発想に変換することができるのです。

多くの方が、
「自分のプロファイルを知って楽になった」
とおっしゃる理由は
そこにあります。

あなたが
プロファイルテストを受験していても、
テストはこれからであっても、
『なぜ?何のために?
自分のプロファイルを知りたいと思ったのだろう』
という質問を
是非活用してみてください。

瀬賀啓衣(スター)