お金のメンタルブロックとは?
「お金のメンタルブロック」って聞いたことありますか?
お金に対する心理的な障害の事です。
もしあなたが
起業して独立しようと志し、
アイディアやスキルや素晴らしい人材を
持っていたとしても、
お金を受け取ることに「卑しい」
と感じてしまっていては
ビジネスがうまくいかないだろうというのは、
予測がつきますよね。
このお金を受け取る事、
お金を支払う事に対して「うしろめたさ」
を必要以上に持ってしまっていると
富がスムーズにあなたの
もとに流れてきません。
逆に言えば、
あなたが持っている
お金に対するメンタルブロックが外れたら、
滞っていた富が流れ出す可能性が高いというわけです。
フローをせき止めしているブロックを、
ウェルスダイナミクス考案者である、
ロジャー・ハミルトンの次の一節を
考察することでどけてみましょう。
「お金はバリュー(価値)の違いが存在するところでのみ流れが生まれます。そしてかならず高い価値から低い価値へ向かって流れるのです。」
この部分、ウェルスダイナミクスでは
割と最初に学びます。
富は、高いところから
低いところに流れるという部分ですが、
滑り台を思い描いてみてください。
上から下に重力によって滑り落ちますよね。
価値も高低差があるところに移動するイメージです。
あなたが富=お金だと考えている場合、
この一節が理解しにくいと思うのです。
だって、お金の方に価値が常に高いと
感じていたら絶対に自分のもとには
滑り落ちないですよね。
ロジャーは
「お金は富の一部ではあるが、富そのものではない」
と言っています。
分かりやすいよう、
例えるならあなたが砂漠にいて、
今にも干からびそうなとき
水の商人がいたら買いませんか?
あなたにとって
お金より水の方に価値を見出した時、
お金の移動が生じます。
このタイミングでは、あなたにとって
水>お金
つまり、水の価値がお金よりも
高いところにあると思ったので、
あなたに移動したわけです。
次に、商人の立場に立ってみてみましょう
商人にとっては、
水よりもお金の方に価値を見出しているわけです。
なので、お金が商人の手に移動しました。
だんだんわかってきましたか?
そうです、価値の移動は双方向でおこります。
相手方の立場とあなたの立場です。
クロスしているのです。
お金を絶対的な価値とみるのではなくて、
お金は価値を得るツールにすぎません。
ということは、シンプルに考えて
自分の持っているコンテンツや商品を
価値が高いと感じている人に、手渡すだけです。
どうですか?
お金は富の一部だけど、お金そのものが富ではない
という事が分かってきましたか?
自分の持っている価値だって、
十分富なのです。
その富を必要としている人に提供するだけです。
お金持ちっていうのは、たくさん自分の価値を
相手に提供しているってことです。
価値の高め方についても、
ウェルスダイナミクスで学べますよ。
高江洲里乃(スター)