あなたが遺すものはお金?それとも……

あなたはこの人生で何を遺しますか?

「いきなり何を言い出すんですか?」

なんて声が聞こえてきそうですね(^^;

 

これからお伝えすることは
ある出来事を通して私自身が感じた
誰もが人生で避けては通れない、
でも、ついつい忘れがちになる

「ウェルスダイナミクスの本質」です。

 

この記事を読んでいるあなたは
もうすでに講師として活躍されている、
または目指している・興味を持たれている
素晴らしい方だと思います。

今日お伝えすることは、あなたの人生を
より価値が高く幸せなものにするために
とても大切な内容です。

これに気がつくことで
大切な宝物を最大限の価値として
活用することに繋がります^^

 

 

■母が遺してくれた大切な宝物

あなたに質問です!

講師やコーチという生き方を通じての
あなたの人生の目的は何ですか?

あなたの生きた証として
何を遺したいと思っていますか?

 

普段、目まぐるしい毎日を生きている中
日々の暮らしの中ではなかなか
考える機会がないですよね。

こんな風に問いかけている私自身も
その一人でした。

 

ですが、
このことに向き合うきっかけが
つい1ヶ月ほど前にありました。

 

それは
享年86歳、老衰での
「母の死」でした。

母は若い頃から
“立つ鳥跡を濁さず”という言葉が
好きだったようで、

=========

立ち去る者は、見苦しくないよう
きれいに始末をしていくべきという戒め。
また、引き際は美しくあるべきだということ。

(故事ことわざ事典より)

=========

何かあると、この言葉を口にしていたことを
今日の記事を考えているうちに
フッと思い出しました。

母は数年前から認知症が進んできており
施設に入所をしていたのですが

最期は彼女の好きな言葉通り、
呆気ないぐらい穏やかに幕を閉じました。

ある程度の年齢になってからは

もしもの時にも
延命治療はしないで欲しい。

葬儀は親族のみで。

遺されたものに迷惑をかけないよう
「墓じまい」をしておくので
納骨するお寺はここに。

 

……そんな風に
人生の幕の下ろし方を自分の意思で決めて
そして娘である私に伝えていた人でした。

母は、何かビジネスをしていたわけでも
大きな資産を遺したわけでもありません。

でも、凛とした人としての在り方
そして生き方を、身をもって示してくれたんだ。
と、失った今改めて感じています。

そして私に、自分の在り方や
これからの人生の生き方に向き合うチャンス
遺してくれました。

 

 

■人生の最期に何を遺すのか

ウェルスダイナミクスの考案者である
ロジャーがこんな言葉を伝えています。

=========

人生の最期に天国に財産を
持って行くことはできません。

何を購入し、何を保有しようと
最終的には何も持って行けません。

「全てのお金を失ったとしても
 残るものが富」

なのです。

(中略)

あなたの人生の価値は
「出会った人たち」と
「彼らのためにあなたが創りあげた価値」に
かかっているのです。

(富の条件〜ウェルスネットワーク〜より)

=========

 

これはまさにウェルスダイナミクスの
本質を伝えたものです。

 

私は人と比較することで
自己否定をして苦しんでいた2012年に
ウェルスダイナミクスに出会い、

これまでがなんだったのかと思うぐらい
とても心が軽くなり
自分らしく生きられるようになりました。

 

だからこそ、一人でも多くの方に
この考え方を届けたい!

一人でも多くの方に
より幸せになってもらいたい!

そう思うようになりました。

 

でも、私ひとりの影響力は微々たるもので
私だけでどんなに頑張っても
届けられる人数はたかが知れている。

それであれば、
影響力を持っている方や
同じように人を幸せにしたい方に
ウェルスダイナミクス理論を届けよう。

その方々を通じて広めていけば
もし私がこの世を去ったとしても
想いはずっと繋がっていく。

 

そう考えて、2015年1月に
WDシニアトレーナーになりました。

講師やコーチ、コンサルタントというお仕事は
多くの方の人生に触れる機会が多く
その分「ありがとう!」の言葉を
いただく機会も多い。

とてもやり甲斐があり
生きがいを見出せる生き方だと思います。

人は皆、必ずこの世を去る時がきます。
でも、そのことをついつい忘れがちです。

 

あなたの人生という時間の宝物を
本当に大切にするために。

 

人生の最後に
何を遺せるのか?

何を遺したいのか?

 

ぜひこの機会に
自分自身と向き合ってみてくださいね。

 

捉え方によっては少々重い内容だったかもしれません。
それでも、最後まで読んでくださって
本当にありがとうございます!

 

澤村 眞由美(トレーダー)