セミナー中毒(共依存の闇)

あなたは依存症の人を知っていますか?
私自身、アルコールと
 タバコに依存しています。
多くの人がこの依存という現象を
 他人事のように感じていますが…
思っている以上に身近な物です。
例えば….
- 砂糖によるアドレナリンの乱高下
 - 動物性蛋白×塩によるホルモンの乱れ
 - ポルノ、ゲーム、エンタメの興奮
 
実はこれらのありきたりの現象は
 アルコール、タバコなどの
 薬物依存と同じ性質を持っています…
ギャンブル、買い物、すぐ手に入る快感。
私たちは思っている以上に
 無駄な消費に依存させられています。
「え?松井さん、学ぶコツは
  いったいどこに行ったんですか?
  私は依存症なんて興味ないです!」
という意見があるかも知れません。
しかし、このセミナー業界の闇を
 俯瞰的に考察し、あなたの個性を
 最大限に活かすためには必要ですので…
少しだけ我慢して読み進めてください。
さて、私は2005年から
 セミナー業界にお世話になってます。
16年もの歳月をそこに費やすほど
 パッションがある分野です。
だからこそ、すごく残念に
 思う「ある」誤解があります。
多くの人が自分の人生を
 より良くしようと学びに
 時間を費やしていますが…
- 満足いくだけの収入
 - 充実感を感じる仕事
 - 理想のライフスタイル
 
を、手に入れる事ができていません。
なぜなら、見当違いな学びに
 時間を費やしているからです。
今日はセミナー好きであればあるほど
 陥ってしまう闇(問題を増やす行為)
 について、お話しさせていただきます。
あなたがもしこんなことを感じているなら..
- 学べば学ぶほど自分らしくなくなる
 - 学んでいるはずなのに前進できない
 - やるべき事がどんどん増えて窮屈
 - 学ぶほど何をすべきか分からくなる
 
この記事はあなたのための記事です。
真剣に続きを読み、学問の暗黒面。
そして、学びを生かしてお金や
 幸福に変えるための秘訣を
 しっかりと確認しておいてください。
●なぜ学べば学ぶほど上手く行かないのか?
その理由は単純です。
「今の自分に必要な情報が分からないから!」
です。
多くの人が「部分的な情報」を
 必死になって勉強しています。
例えば・・・・
- SNSで稼ぐ方法
 - セールスライティング
 - YouTubeで稼ぐ方法
 
などなど・・・
これらは全て「部分」です。
もちろん、これらの部分教える
 セミナーに出て一時的に結果が
 出る人、上手くいく人は存在します。
なぜならその人達は“偶然”にも・・・
「今の自分に必要な情報だったから」
 (その部分に問題があったから)
です。
●部分的な情報では上手く行かない!
例えばここに“かぜ薬”があるとします。
実際に風邪をひいている人は
 この薬で症状が収まります。
しかし、足を骨折した人が
 風邪薬を飲んだらどうなりますか?
答え:意味がありません。
これと同じような事が起こっているのです。
「今、学ぼうとしている物は
  本当に必要なものなのか?」
これが本当に重要な質問になります。
基本的に、学べば学ぶほど
 「やるべき」事は増えます。
ですので、どんどん忙しくなり
 自分の時間が削られていきます。
だからこそ重要なのは・・・
「何を学ぶべきかを厳選する」
ということです。
では、どうすれば自分に必要な
 学びを厳選できるのか?
答えは簡単。
- 全体像を知る
 - 自分の問題を冷静に見る
 
です。
売上という分野で例えてみましょう。
売上の全体像は大まかに見て3つ。
- 見込み客数(アクセス数、リード数)
 - 転換率(成約率、顧客になる率)
 - 一人頭の顧客平均単価(LTV)
 
で出来上がっています。
今、この内のどれに問題があるのか?
それを知り、それにとって
 効果がある学習をする必要があります。
例えば見込み客数であれば…
- SNSの使い方
 - 広告運用の方法
 - JVのやり方
 
などになりますし..
成約率であれば..
- コピーライティング
 - 営業のスクリプト
 - セールスの組織化
 
などが考えられます。
平均顧客単価なら…
- 商品開発の方法
 - 品質を向上させる方法
 - プロモーションの流れ
 - コンセプトのつくりかた
 
という感じになると思います。
このように自分が何を求めているか?
これを明確に正確に知らなければ、
 学べば学ぶほど情報ややるべき事が
 どんどん多くなっていき..
「余計に何やったらいいかが分からなくなる」
という悪循環の学習が進みます。
漠然と売上を上げたいという悩みだと、
 ここに書いた全てを学んだあげくに
 全部やろうとして脳がショートします。
つまり、
「今の自分にとって何が必要か?」
を知るためには・・・
- 全体像を知る
 - 自分の問題を冷静に見る
 
これが重要になります。
●歪んだ思い込み
しかし、多くの人がこの自分のビジネスや
 商品を冷静に見るということが出来ません。
なぜなら、
「自分を批判的に見られないから」
です。
自分を批判的に見られない理由は、
 自分の存在価値と、ビジネスを
 同一視してしまっているから。。。
こういう人はビジネスで
 結果が出なければ自分には
 存在価値がないと思っています。
つまり、ビジネスの上手く行ってない部分を
 冷静に見つめることが出来ません。
 (自分には価値がないように感じるからです)
なぜこのようなことが起こるのか?
多くの人が、
- 自分の金銭面を測定するのを、嫌がったり..
 - 出来てない自分に、いちいち落ち込んだり..
 - 自分自身を責める事で、現実逃避したり..
 
このような行為にふけり現実を見ません。
なぜ、このように自分というものを
 冷静に見る事ができないでいるのか?
その理由は・・・
「歪んだ思い込み」
です。
例えば!
- お金を稼げない自分は価値がない
 - 働かざるもの食うべからず
 - 人の期待に答えられないとダメ
 
これらは全て歪んだ思い込みです。
実際には、お金が無くてもあなたには
 決して減じることのない価値がありますし…
働かなくても生きていてもいいし..
期待に答えられなくてもあなたは素敵です!
しかし・・・
「そう」頭で分かっていても
 どうしても思えないですよね?
なぜか?
その理由は2つ。
- 自分の持っている信念に気づかない
 - 気づいたとしても感情的に変えられない
 
です。
この隠されている歪んだ信念、
 感情の囚われがあなたの認識を
 恐ろしく狂わせてしまっています。
だからこそ、冷静に観察したり
 正確に認識するのが難しくなります。
その結果、
「全体像が見えない」
故に、
「今の自分に必要な物が分からない」
だからこそ・・
「ムダな事を学びそれを実践する
  エネルギーと時間が足りない」
という悪循環に陥ります。
つまり、全体像を正確に見つめて、
 自分に必要なものを見抜くためには
 思い込みと感情のクリーニングが
 カナリ、カナリ重要になってきます。
●全体像が見えない、もう1つの理由
そして、この全体像が見えない
 もう1つの理由があります。
それは、、、
「部分を教えるセミナーばかりだから」
です。
なぜなら、基本的に全体像よりも
 部分の説明の方が分かりやすいし
 売れるからです。
●特効薬と依存症
そして、この部分的な解決策は
 急激な変化を感じられます。
例えるならば、自然な健康法と
 医療的な対症療法に似ています。
基本的に市場で好まれるのは..
「劇的な変化」
であり、
「特効薬」
です。
なぜなら、このような特効薬は
 相手を依存させる事ができるからです。
例えば、お酒はアルコールを分解し
 酔が抜けるときに空虚感が出ます。
そして、その空虚感から逃れたくて
 次のお酒に手を出してしまうのです。
ホストに依存する人もそこでの興奮から
 覚めるときの空虚感を満たすために行きます。
これは、セミナーで学ぶ
“一気に成果が出るテクニック”
でも同じ構造が発生します。
学んだ瞬間が最も気持ちよく、
 “それを忘れた”頃に次の
 テクニックが欲しくなります。
このように劇的な成功や変化には
「依存性がある」
ということです。
つまり、成果を出すためでなく、
 自分の空虚感を満たすために
 セミナーに通ってしまうのです。
●短期的な成功は敵!!
つまり、かなり極端に言うと…
「短期的な成功は、長期的な成功の敵!」
です。
私自身、コピーライティングの道に
 参加するときに・・・
「15年はやりつづける!」
という気持ちではじめました。
正直言って、、、
「1年で結果を出したい!」
という気持ちがありましたよ・・・
でも、それをグッとこらえて、
「最低15年はやり続ける!」
と自分に言い聞かせてました。
1日に1ミリずつでもいいから
 とにかく“長期間続ける”事だけを
 意識して続けてきました。
名著『7つの習慣』にもあるように..
「本当に長期的な成功をもたらす
  “真の成功”を目指すならばジワジワ
  ゆっくり成長した方することが正解」
ということで、急激な変化を求めず
 ゆっくりとジワジワ、時間をかけて
 積み上げていきましょう!!
松井 万理(メカニック)
追伸:
物事を正確に観察したり、
 抵抗なく測定していったり
 全体像を俯瞰して見るための
 信念や感情の解放も同じ!
一気に解放しようとせず
 ゆっくりと自分と向き合い..
一個ずつ歪んだ信念と
 囚われた感情を解放しましょう。
では、どうやって感情を解放し
 信念を手放しアップデートするのか?
興味ある人は、連絡ちょうだいね!
【ばんちょ〜氏にメールを送る】
 ⇒ matsui@jwda.org



