これから起業したい人は何から始めればいいか?

先日、8月10日にウェルスダイナミクス考案者、
ロジャー・J・ハミルトンによる来日講演〈ウェルスブレークスルーWORKSHOP〉を開催致しました。

そこでは、ビジネスの段階別にグループに分かれ、自分のビジネスの課題について話し合うワークもありました。

会社員の人、
副業レベルでビジネスをしている人、
個人事業主の人、経営者の人など…

ロジャーが考えた「インパクトメーター」の基準を参考に、自分の行っている今のビジネス(仕事)の段階を決めます。

そして、同じくらいの段階の人同士でグループになって話合い、そこで出た各グループの課題に対してロジャーが答えていったのです。

今回は、会社員として仕事をしながら副業として新たにビジネスをしている、という人に向けた、ロジャーからのアドバイスをご紹介します。

まず、必要なことが自分の「情熱」を明確にした上で、新たに取り組むビジネスを選ぶことが大切だ、という話がされました。

すでに仕事をしている中で、新たに時間をつくり、学び、実践する。
そこまでしてでもやりたい!というモチベーションが必要です。

単にお金が欲しいという理由だけでは、なかなかモチベーションが継続できないものです。

どういう分野に情熱を持てるのか?
あるいは、どんな人と一緒に仕事をしたいか?

を明確にしていくと良いのです。

 

そして、取り組みたい分野が明確になったら、今度は

その分野ですでに成功している企業を探す

というのがロジャーのアドバイスでした。

それは大企業である必要はなく、年商1億円以上くらいの規模の会社であればOKです。

そういった会社のリストアップを行い、その会社に対して連絡をとって、自分にできることで相手(企業)を手伝う代わりに、報酬を得られるように契約をしていく。
という流れが紹介されました。

これはウェルススペクトルの赤レベルを抜けるための課題である「フローに沿う」にあたります。

 

そうは言っても、

「いきなり成功した企業に連絡したところで、自分に何ができるか分からない。」

という方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、自分の「内的価値」が明確になっていないか、十分に価値が高まっていない可能性があります。

「内的価値」は自分の中にある「人に提供できる価値」を目に見えるようにしたもので、ロジャーの考えた理論の1つである「ウェルスフィットネス」の中に出てくる考え方です。

「内的価値」について学ぼうと思ったら、音声教材のウェルスフィットネスと教材に付属のワークブックを使っていくことが1番おすすめです。

【音声教材】ウェルスフィットネスはこちら

 

また、講師から直接学びたい場合は、「ウェルス入門講座」でも、ウェルスフィットネスについて学ぶことができます。

入門講座の中では「内的価値」の書き出しを行っていくワークも行いますので、お近くで講座が行われていたら、ぜひ参加してみてください。

→ ウェルス入門講座の開催日程はこちら

※講座によってはウェルスフィットネスを扱わないものもありますので、事前に講座内容をよくお確かめください。

 

また、自分の情熱を明確にする段階でよく分からなくなってしまった…という場合は、こちらの記事を参考に、自分と向き合う時間を作ってみるのもおすすめです。

情熱探しのヒント

情熱も「内的価値」の1つと定義されるので、自分の情熱を明確にすることは、そのまま「内的価値」を高めることにもつながります。

ウェルスダイナミクスやウェルススペクトルは明確に自分自身の現在地を定義して、目的地までの道のりを示してくれます。

とはいえ、そこまで登っていくには準備が必要です。

富の山を登っていくための体力づくりとして、ウェルスフィットネスを鍛える必要があります。

これから起業する人は、いきなり自分で新しい商品やサービスを作って売り始めても、うまくいかないことが多くなります。

 

なぜなら、自分で商品やサービスを売る方法が分からないからです。

ですので、まずはすでに存在する大きなフローを見つけ、そのフローの中で実際にお金を稼ぎながら、どのようにして自分の興味のある分野でお金を稼いでいけばいいか学ぶことが効率よく次の段階に進めるステップになります。

 

起業したいという多くの人は、いきなり商品やサービスを作るところから始めてしまいがちですが、まずは大きなフローを見つけること。

つまり、成功した人や企業を見つけることから、取り組んでみましょう。

 

守屋 信一郎(ロード)