羽生くん、トレーダー説第二弾
日本絶好調の平昌オリンピックですが
その中でも先日、劇的な金メダルをとって
日本中を沸かせたフィギュアスケート男子の
羽生選手。
羽生くんがトレーダーなのは
4年前(ソチオリンピック時)にも
私のブログで発表していますが
追加の新見解です。
今回私は、アメリカ出張中で
彼の金獲得をライブで見ることは出来ませんでした。
だから、とりあえずYoutubeで見ました。
帰国してからからは、TVでたくさん放映されていたので、
満足いくだけ見せていただきました。
まずは、トレーダー全般の話…
「トレーダーは識別しづらい」とよく言われます。
それは、彼らの対応力が強すぎるからです。
どういう意味かというと、
他者の期待に沿うために強力ストレッチできるし
それに命を懸けています。(笑)
そして、「他者の期待」が明言されていなくても、
自分で勝手に感じ取ります。(凄すぎます)
今回、私も羽生くんを通して勉強させてもらったのですが
相手の感性をそれだけ敏感に感じ取れるということは、反対も正なり。
自分がどう動いたら相手(観客)がどう感じるかも分かります。
彼は、本当に上手く意識状態を変えています。
- 本番前
- 演技直前の氷上で
- 演技中
- 演技終了後の氷上で
- キス&クライで
- インタビューで
自分と他者との
「その時点でのエネルギー関係」
が明確に見えている。
他者を観客と考えた場合、
「全体が見えている」とも言えます。
「全体とハーモニーを取っている」という表現もできます。
この特技、フィギュアスケートにおいても大いに役立ちますが
日常生活に置き換えると「本音と建て前」とも言われます。
相手によって自分の意識状態を変える能力のことです。
トレーダーは
最も「本音」と「建て前」を使い分けられる人たち。
その理由がここにあったのです。
ダイナモ寄りの人にとっては
うさん臭く感じるかもしれませんが、
これも彼らの、我々日本人の能力。
だから接客がスーパー上手いのです。
素晴らしい強味です。
羽生くんの、あのわざとらしさが気に障っていたあなた。
そこには、こんな理由があったのです。笑
何にしても、彼の結果にコミットする力は
プロファイルを超えている…。
羽生くん、宇野くん、
本当におめでとう!
(社)日本適性力学協会
代表 宇敷珠美