アキュムレーターの鏡

4月10日の新聞に
イチロー選手の偉業が
掲載されていました。

日米通算の出場試合数が
オリックス時代の９５１試合と
メジャー２０６７試合を
合わせて３０１８試合となり
野村克也氏の持つ日本のプロ野球記録を超えたと
報じられていました。

イチロー選手のプロファイルは
アキュムレーター。

そのイチロー選手が
インタビューに答えたときのコメントは・・・・。

「だから？という感じですね。
出ているだけでカウントされるものに
僕は価値を見い出せないですよ」

この一見、自信満々で
強気とも取れる発言。

控えめで慎重な
アキュムレーターとは
思えない感じです（苦笑）

しかし、某TV番組で
独占インタビューをたまたま観たときに
彼の本質を垣間見ました。

少年時代から自信が無くて
不安で不安でたまらなかった。

だからこそ誰よりもコツコツ
練習を重ねていき、実績を積み上げた。

様々な偉業を達成した今でも
それは変わらない。

だから、誰よりも練習し
ジンクスにこだわり、自分を鼓舞している。

そう、彼はアキュムレーターで
大脳辺縁系の働きが強いため
リスクがすぐに目に付くタイプ。

言い換えると
生存本能が強いのです。

世間一般ではネガティブ思考で
良くないとされる風潮がありますよね？

しかし、
彼の中の価値は
そこから生まれて来ていたのです。

自信が無くて、不安だからこそ
コツコツ練習して、偉業を成し遂げた。

それがまさに
彼独自の「富」と
なったわけです。

みなさんも、巷で言われる
自己啓発や
成功法則や
ポジティブ思考を薦める本や
セミナーなどを
信じてはいけません（苦笑）

アナタにはアナタの脳の特性があり
他人のマネをしてはいけないのです。

また、何もしなくて存在しているだけで
アナタは素晴らしいと
偉い先生方は言います。

もちろん
それに異論はありません（笑）

しかし、
イチロー選手は、ネガティブ思考から
コツコツ練習をすること自体を
楽しんでいるんだと思うんです。

だからこそ
あの偉業を成し遂げた。

世間で言われる楽しいことと
自分自身の中にある本当に楽しいことは
まったく違うんだと言うことを
しっかりと覚えておいてください。

遊びか仕事かわからないくらい
楽しいことをすれば
アナタはフローに乗れるのです。

ウェルスダイナミクスを深く学んでいけば
自分のフローに乗る近道になるかも知れませんね。