見えない世界の分からないお話

「原因などと言うものは存在しない、
 全てはただ自ずから自然に発生する」

・・・

『パワーか、フォースか』を執筆した
デヴィッド・R・ホーキンズ博士の言葉。

私たちは、兎に角「理由」を求めます。

全ての出来事には何かしらの
原因が存在すると思っています。

 

しかも、それは過去に起因すると。。。

もしくは、目的や未来に起因して、
今の現象が起るという人もいます。

 

例えば、熱が出るのは、、、

過去:
「昨日、寝るときに体を冷やしたから」

未来(目的):
「体が免疫を高めるために白血球が
 動きやすい温度に体が調整している」

 

この過去から来る因果律。

未来から発生する因果律。

 

どちらも、真理とは関係ありません。

真実は、全ての生命のすべての時間や
可能性に全ての情報が含まれており、
ただ独立的に目の前に現れている。

ただ「あるがままにある」だけ。

 

・・・

 

私たちが想起する原因という物は
良いところ、知性がでっちあげた
単なるストーリーです。

間違いではないかもしれませんが、
(ほとんどの場合は間違いです)
完璧が切り取られている欠片です。

 

だからこそ、全ての言葉や思考の
おしゃべりを信じる必要が無いのです。

なぜなら、真理は信じようが
信じてなかろうが「そう」だから。

しかし、嘘はあなたが信じた場合だけ
リアルに感じることが出来るからです。

 

つまり、何も信じなければ、
真理だけが人生に訪れます。

したがって、何も信じなければ
ただ、「人生」だけがあります。

 

・・・

 

これを理解することができるのなら、
誰かの言葉は全て「嘘」ということ。
(切り取られた真実の欠片です)

故にあなたに誰かが
「何と言おう」とも、
全く見当違いなのです。

 

誰かが、わたしたちに、

「バカ」

と、いった時。

 

そのバカと発言した人は、
自分の脳に映像化された
あなたの反射物に対して
想いを投影して言うのです。

故に、自分の歪んだ見解を
ただ投げているだけなのです。

 

・・・

 

けれども、時には馬鹿と言われて、
傷つくことがあるかもしれない。

見当違いなことを言われて
腹が立ったり反応するのは、
それに心当たりがあるから。

 

故に、それは自分が自分を
裁いて攻撃しているだけです。

完全なるひとり相撲。

それが私たちの人生なのです。

 

「全ては自分だけ」

「全ては自己の投影」

「ただ起るがままに起る」

 

全ては一時的な波のような物。

痛みも、苦しみも、喜びも
悲しみも、勇気も、恐怖も、
意欲も、理性も、愛ですら。

波であるから寄せては返します。

 

私たちは思っている以上に
自分では生きていない。

「原因などは存在しない
 全ては自ずから自然発生的に
 起るがままに起こっている」

 

今、ここを生きましょう。

南無・・・

 

松井万理@百姓見習い(メカニック)

 

 

追伸:

私たちの意図している方角は
確実に間違っています。

欲しがれば、欲しいものは
手に入りません。

 

なぜなら、真の意図は
「自然の意図」であり、
それは全く予想しない
他のところに流れるから。

ミツバチが、ただ密欲しさに
花を飛び回ることで受粉が
促されて花が繁栄するのと同じ。

 

だから、期待は外れて当たり前

起ることのほうが、考えている期待より
正しいということを謙虚に引き受ける、を
強く強く意識してみてくださいね♡