個人事業主がやりがちな“負債”ビジネス

あなたは今よりもっと
お金を稼ぎたいですか?

イエスの場合、それは

 

  • 個人の収入を増やしたいのか?
  • ビジネスの収益を増やしたいのか?

 

どちらでしょうか?

 

これを聞いて

「え、何が違うの?」

と思われたら、少し注意が必要です。

 

もしかするとあなたは

「個人とビジネスがごちゃまぜ」

の状態になっている
(もしくは、今後そうなる)
可能性があります。

これはウェルスダイナミクス(WD)の
考案者であるロジャー・J・ハミルトンが

「あなた自身が、ビジネス最大の
負債になってしまう状態」

と表現しているものです。

 

負債とは・・・

“将来の資産の減少が予想されているものを言います。”
引用:コトバンク

だそうです。

つまりあなたが負債になる、とは

「あなた自身が、あなたのビジネスの
将来の資産を減少させる可能性がある」

という事です。

もはや「お荷物」ですね。

 

しかし・・・

実は、僕がこれまでWDを伝えてきた中で
「8割」近い方がこの状態に
陥っていました。

自分は一生懸命頑張っているのに

「あなたのビジネスにとって
あなたはお荷物なんだ!」

なんて言われたら・・・

何とも言えない
気持ちになりますよね。

僕も過去にこの状態を経験していますが
結論としてこの状態は早急に
抜け出す必要があります。

 

なぜならこの状態が続けば

 

  • 稼いでも稼いでも「利益」が残らない
  • 働く時間を増やしても「利益」が増えない
  • 周りから人が(チームメンバーも)離れていく

 

ということが起きるからです。

でも安心してください。
対処法はあります。

 

今日は

「あなた自身がビジネスの負債に
ならないための対処法」

をお伝えしておきます。

 

 

■生存者であること

 

自分が最大の負債に
なってしまうような状態・・・

これを

「生存者」

と呼びます。

 

なぜ、生存者と呼ぶのか?

いくつかロジャーの
言葉を借りてみます。

これを眺めると意味が
よく分かるはずです。

 

生存者でいると・・・

 

・車のギアに例えると、
 生存者はニュートラルです。
 ニュートラルの状態では、
 アクセルを踏んでも前に進みません。

・お金を使いたい、出世したいという焦りが、
 あなたを空っぽにしています。

・これは水漏れしている水道管のようなもので、
 水漏れを防ぐのに、十分な量の水が流れていても、
 蛇口からは何も出てきません。

・生存者は、何にお金を投資するかではなく、
 「何にお金を使うか」でその月の成功を測ります。

・このような考え方では、2倍働いても、
 2倍稼いでも、状態は変わりません。

・お金があれば、この状態から
 抜け出せるとは思わない方がいい。
 収入が増えても不安やストレス、
 安心感を共有できるものが増えるだけです。

・・・

 

これらはロジャーが
生存者について語っている言葉です。

結果として

「いくら稼いでいようが
生きる以上の事にお金を使えない」

つまり生きているのが精一杯・・・
これが「生存者」たる所以です。

 

 

■生存者の基準

 

では、どんな人が生存者だと
言えるのでしょうか?

ここには明確な基準があります。

 

それは家計簿において

「月の収入−月の支出」

が±0(ゼロ)になる人です。

ここのポイントは
“家計簿において”です。

ビジネスでいくら
収益があるか?

ではなくて・・・

「個人のお金の流れが
毎月どんな状態か?」

です。

 

いくら年商1億の
ビジネスを持っていても
関係がありません。

月に1,000万収入があっても
手元に残らなければ生存者です。

そして、こういった
状態に陥っている人が
先進国の人口の8割を占めている。
とロジャーは言っています。
(毎月の収支がマイナスの人も含めます)

では、なぜせっかくお金を稼いでいるのに
こんな状態になるのでしょうか?

 

 

■投資より〇〇が優先

 

生存者に陥る理由は
いくつかあります。

そんな中でロジャーは
主な要因として

「消費」

を挙げています。

 

生存者でいる人は
消費>投資
になっているのです。

基本的な行動が

「自分に対してお金を使う(投資)」

ではなく

「自分以外のためにお金を使う(消費)」

になっているのです。

だから、いつまでたっても
新しい価値が生まれる
余裕が無いんですね。

 

ロジャーは言います。

「仮に、従業員に通勤バス代しか
払わないことを想像してみてください。
それは、あなたが自分自身にしていることです」

生存者であると投資ができません。

先ほど僕は

「経営者にも生存者の状態に
陥っている人が多いよ」

とお伝えしました。

そのように説明すると

「いや待て、俺はそんなことない!
ちゃんと自分に投資しているぞ!!」

と思われる方もいると思います。

 

では、自分に対して
こう問いかけてみてください。

「それは本当に投資なのか?」

・・・

お金が巡っていて収支が
プラスの内は良いのです。

しかし

「お金があれば使うのが人間」

です。

気づけば必要のない事への投資・・・

つまり「投資という名の消費」
になっているケースもあります。

 

これが繰り返されることで
いつしか手元にお金が
残らなくなっていきます。

またロジャーはこうも言います。

 

「毎月十分な現金を確保することと、
投資や再投資のための余分な現金を
常に確保することとは全く異なります。

ずさんな基準で億万長者になった人はいません。
(宝くじが当たった場合は別ですが、
基準が低いとお金はすぐに消えてしまいます)

 

つまり、生存者から抜け出すためには

「毎月、自分に投資を行うために
余分な現金を確保する事。
(そのために、お金の管理を行う事)」

と言えます。

 

 

■あなたが望む状態は?

 

ちなみに今回の話は

「ウェルススペクトル(WS)」

というプログラムで学ぶことです。

今日は省きますがWSでは
「生存者」以外にも
様々な状態が存在します。

 

例えば、あなたがいま会社員で
これから起業したいなら

「労働者→プレイヤー」

を目指す。

 

あなたが既に起業家で
自分の組織を作りたいなら

「プレイヤー→パフォーマー」

を目指す。

といった具合です。

 

WSを理解しておく事で
あなたは、最大の負債に
ならずに済みます。

それどころか

「私は複数のチームと
複数の収入の流れを持っている!」

という状態すら
目指すことができます。
(これは「指揮者」という状態)

 

もしあなたが今日の話で
何かを感じたら・・・

WSを学んで自分が望む
理想の状態を目指して
みてくださいね。

「何となく、運良く、たまたま」

ではなく意図的に
結果を引き寄せることが
できるようになるでしょう。

それでは本日も最後まで
お読み頂きありがとうございました。

 

関連:ウェルススペクトルとは?
https://jwda.org/ws/

 

岩下 知史(アキュムレーター)

 

P.S.

今回「投資」という
言葉が出てきました。

お分かりかもしれませんが
これは資産運用のことではなく
「自己投資」を指します。

ちなみに、あなたは投資と聞いて
何十万〜何百万円という
お金をイメージしませんでしたか?

だとすると、それは間違いです。

いまは少額で非常に質の高い
自己投資が山ほどあります。

↓例えばこちらなど

 

ウェルスダイナミクスFESTA 2021
https://jwda.mykajabi.com/festa2021

 

こういった所で
賢い自己投資を
始めてくださいね。