マーケティングなんかやめればいい!

今日は、

「マーケティングなんかやめればいい!」

をテーマに、Facebookをはじめとした
SNSマーケティングが全盛期だった頃から
私が言い続けてきた、

マーケティングの本質

をお届けします。

 

この先でお伝えしている話は、
SNSマーケティングが主流だった頃に、

「SNSなんかやる前にやることがある!」

と真剣に伝えた結果…

あらゆる人たちに、ボコボコにされ、
大切なひとを失った悲しい物語…

 

いや!!

ある人に出会って、もう一度伝え続けよう!
そう決意をした復活劇とも言えますw

 

今日お伝えしていることを
やり続けることで、
本当にコアなファンを作り、
時代の流れに左右されない、
ビジネスモデルを構築することができます。

 

実際のところ
経営の神様と言われ、私と同じ地元、
和歌山出身の経営者、松下幸之助さんも
同じような戦略をとっていますし…

私の大好きなスティーブ・ジョブズも
同じようなことをしています。

 

ということで…

その戦略とはなんなのか?
早速この先を読み進めてくださいね。

 

 

 

●マーケティングよりも大事なこと

さて、松下幸之助さんも
スティーブ・ジョブズも行っている
戦略とは何か?

 

私が考える松下幸之助の戦略は、

・顧客や社会をみる
・ビジョンを掲げる
・時代の流れを先読みする

この3つだと思います。

そして、スティーブ・ジョブズも
同じような戦略をとっていると思います。

 

「マーケティングが大事だ!」
なんて誰も言っていないんです。

私が数十年前から言い続けているのは、

「やるべきことをやらずして、
ブログ・SNS・YouTube・FB・Instagram・Twitter…

何をはじめようが、やるだけ無駄!
SNSをやる前にやるべきことがある!

ということです。

 

当日は、巷からかなりの反感を喰らい…
正直、もういいや!と、半分諦めましたが…

2019年のウェルスダイナミクスFESTAが、
私の人生を大きく変えてくれました。

 

それは、
ウェルスダイナミクスの考案者でもあり、
世界最大の起業家ネットワークを持っている
ロジャー・J・ハミルトン。

彼とのVIP限定のセッションで、
ロジャーが私に言ったことが、
全ての始まりです。

 

私:
「SNSとかやる前に
やるべきことがあると思うんですが…
ロジャーは、どう思いますか?」

ロジャー:
「Of course!(もちろん!)」

 

この話、きっと
ロジャーは覚えていないと思いますが、
この「Of course!」という、たった一言が、
もう一度やろう!と、私の背中を押してくれました。

 

さて、マーケティングよりも
大事なこととは何でしょうか?

重要な3つの問いについて、お伝えします。

この先の3つの問いに答えられないとしたら…

マーケティングは、やめて
まずは、しっかりとこの問いに向き合ってください。

 

 

 

●1. あなたは何者ですか

答えは、非常にシンプルです。

『自分が何者であるかを言語化する』

ただそれだけです。

簡単なことなのに、
これをちゃんと言語化できている人は、
非常に少ないです。

 

例えば、自己紹介をするとき、

・社長です。
・個人事業主です。
・講師です。
・コンサルタントです。
・普通の主婦です。
・ただの会社員です。
・〇〇会社の代表です。

 

そんなことを言っていませんか?

残念ながら、これらは“ただの肩書き”であって、
あなたが何者であるかを示しているものではありません。

 

もし、あなたが、
『あなたは何者ですか?』と聞かれたら、
なんと答えますか?

これであなたのビジネスにおいての
ポジションは決まるでしょう。

 

 

 

●2. 何のためにビジネスをしていますか?

あなたは、何のために
その商品やサービスを提供しているのでしょうか?

もし、その答えが、
お金を儲けるためだとしたら…

それは、もう一度考え直してください。

 

あなたが、
お金を追いかければ追いかけるほど、
お金は逃げていき、あなた自身が疲弊していきます。

間違えないでいただきたいのは、
お金儲けが悪いわけではありません。

お金が、生きていく上で
大事なものであることは、
間違いありません。

 

ですが、

「お金が全てではない!」

と言うことです。

 

ウェルスダイナミクスの理論には、
「富の定義」というものが、あります。

「富=お金」ではありません。

『富とは、
あなたが全てのお金を失ったとしても、
最後にあなたに残っているもの。』

としています。

 

そして、ロジャーは、
お金のと富の違いを
“虫取り網とガーデン(庭)”に例えて
話をしています。

−−−−−−−−−−

富を築く人は「ガーデン(庭)」を創る。

富は、ガーデンのように永続的なもの、
お金は、蝶のように一時的なもの。

多くの人は、蝶を捕まえたいと思って
虫取り網を作って、捕まえ方を勉強し、
毎朝出かけて蝶をつかまえる。

蝶が捕まえられないと、網が悪い、
もっといい網が必要だと、考える。

富を生み出している人たちは、
虫取り網ではなく「ガーデン(庭)」を創る。

美しいガーデンができれば、
蝶は、自然と寄ってくる。

−−−−−−−−−−

 

だとしたら…

お金を追いかけて毎日毎日、頑張って
死に物狂いで働くよりも、お金が集まってくる
ガーデンを築く方がよくないですか?

もし、あなたが、

「そうだ!
ガーデンを築く方がいいよね!」

そう思うとしたら…
あなたがビジネスをする目的は、
お金儲けのためではないはずです。

 

これは私の考えですが、
我々は、ビジネスを通して、
社会を豊かにする一翼をになっている
のではないかと思います。

あなたはどう思いますか?

 

 

 

●3. あなたの顧客は誰ですか?

最後は、この質問です。

「あなたの顧客は誰ですか?」

あなたは、誰に対して、
その商品やサービスを提供しているのでしょうか?

 

この質問に明確に答えられないとしたら…
姿の見えない誰かにメッセージを届けているとしたら…

あなたの声が、
その人に届かなくて当然です。

そして、そういう人たちは、大抵の場合、
見る場所を間違えているように感じます。

 

ここで少し、
スティーブ・ジョブズの名言を紹介します。

−−−−−−−−−−

『美しい女性を口説こうと思ったとき、
ライバルがバラを10本贈ったら、
君は15本贈るかい?

そう思った時点で君の負けだ。
その女性が何を望んでいるのか、
見極めることが重要なんだ』

−−−−−−−−−−

 

よく巷では、USPとか…
ライバルがどうとか…
言われますが、その時点で
完全に見るべきものを見失っています。

あなたの顧客は、
ライバルではないはずです。

 

なのに、
ライバルがどうとかばっかり心配して、
肝心の顧客のことは放ったらかし。

それじゃあうまくいかなくて
当然ではないでしょうか?

 

今一度、

「あなたの顧客は誰なのか?」

これを再度、
見直してみるといいですね。

時代が変われば、顧客の
悩みも価値観も変わりますからね。

 

 

 

●まとめ

ということで…
マーケティングよりも大事なことについて
お伝えしていきました。

 

今日お伝えした、3つの質問に
答えることができたら、
顧客は、あなたの商品やサービスの
ファンになるのではなく、

あなたやあなたの会社の
ファンになってくれます。

 

商品やサービスは、
他にいいものができれば、
他のものに目移りしますが…

あなたやあなたの会社そのもの、
世界観に魅了されると
商品やサービスはどうでも良くなります。

 

例えば、スターバックス。
スターバックスのコーヒーは、
決して美味しいわけではありません。

正直、私に言わせると
不味い。

だけど、なぜ人々は、
スターバックスにいくのでしょうか?

 

きっと、スターバックスが
醸し出しているあの世界観に
魅了されているからではないでしょうか?

スターバックスで
コーヒーを飲んでいる自分。

スターバックスで、
仕事をしている自分。

なんかおしゃれな感じがしますよね。

そうなると、
新商品が出れば、飛びつくし…
スターバックスのコーヒーなんて
なんでもいいんです。

 

Appleだって
そうじゃないですか?

MACやiPad、iPhone…

今回のiPhoneダサい…そう思っても、
Appleの世界観に魅了されている人は、
Androidに浮気することはないでしょう。

Apple製品であればいいんです。

 

もし、あなたが、この3つの質問に答え、
ちゃんと言語化し続けることができたら

あなたの世界観に魅了される
熱いファンを創ることができます。

そして、その時、初めて、
ロジャー・J・ハミルトンが言う、
“美しいガーデン”を築くことができるようになります。

 

ぜひ、この3つの質問を
常に問い続けてくださいね。

 

 

浅山 佳映子(クリエイター)