反対意見は聞かなくていいんじゃないか説

あなたは

「やりたいことを、
 家族(や近しい人)に反対された」

という経験はありますか?

もしくは、自分が誰かの
「やりたいこと」に
反対したことはありますか?

 

クライアントさんの相談でも、
「親や周囲が反対するから……」と、
自分のやりたいことを我慢している人は
少なくありません。

なにも彼らは、
あなたの邪魔をしたくて
反対しているわけではありません。

まあ、結果邪魔なんですけど。
(おっと失礼)

 

「失敗したらどうするんだ」
「上手くいかなかったら大変!」

…など、あなたのことが
「心配だから」反対しているんですよね。

じゃあ、あなたは
その意見とどう付き合うべきか?

今回はそんなお話です。

 

 

 

●その人、「貧困ネットワーク」かもしれません

ウェルス理論のひとつに、

「ウェルスネットワーク」

というものがあります。

 

これは、人脈を4つのネットワークに分類し、

 

「今関わっている人がどこに入るのか」
「今後どのネットワークの人と繋がればいいのか」

 

を、見える化してくれるものです。

そして、その4分類のネットワークのひとつに
「貧困ネットワーク」というものがあります。

 

「あなたを富から遠ざける人たち。
 善意のつもりで行っていることも少なくない」

と説明されるネットワークです。

 

前述のように、

「(心配だから)やめておきなさい」と反対するのは、
「善意のつもり」に当てはまることが多いです。

 

「自分はその専門家でもないし、経験もないけど、
 周りにそんなことやっている人はいないし、
 成功しないと思う」

 

…このように、

「明確な理由はないけど、とにかく反対」

という発言をする人は、
貧困ネットワークの中の
「懐疑論者」に該当します。

 

冷静に考えてみてほしいのですが、
“その分野に関して全く知識がない”人が、
正確にアドバイスできるでしょうか?

 

…できないですよね。

一度も起業したことがない親と、
起業して10年経つ経営者。

もしあなたが独立起業を目指しているのだとしたら、
どちらのアドバイスが有益でしょうか?

 

実際に私は、独立起業する際に、会社員の友人から

「カウンセラー?めちゃくちゃ怪しいんだけど!」

と非難されまくりました。

カウンセラーとして起業している師匠からは、
仕事をしていくうえでの注意点、
アドバイスなどを受けて

「人の役に立つ仕事だ」

と納得した上で進んでいましたが、
友人の言葉は 不安をかき立てるのに十分すぎるほどでした😢

 

・・・

 

貧困ネットワークは、このように、
関わっているだけでもダメージを食らいかねません。

 

「心配してくれてありがとう、でも自分は大丈夫」
そう伝えて距離を取ることが望ましい人たちです。

(もし正面からぶつかってしまうと、
余計に反対してくることも考えられますからね…)

 

イメージがつきやすいように、
ウェルスを知らない人の場合で考えてみましょうか。

周波数がダイナモの子供に、
テンポの(真反対の才能タイプの)親が

 

「周りの人に合わせなさい!!
 自分勝手に行動するんじゃありません!」

 

と押さえつけたらどうでしょう?

 

もちろん、時と場合によっては
周りとの協調も大切です。

でも「それこそが絶対的に正しい(はず)」
という考えだけを押し付けられたら…?
ダイナモの才能は死んでしまいます。

 

ウェルスを理解している人だったら、

「自分には無い感覚だけど、うちの子の才能なんだな」

と判断がつくので、
むやみやたらに「ダメ!」ということはないでしょう。

 

これは周波数の違いの場合ですが、
料理人とサッカー選手、会社員とフリーランス…など、
仕事や状況次第で、必要な知識や常識は異なります。

 

もしあなたが反対された場合、

「相手はどの視点を持って発言しているのか?」

これを忘れてはいけません。

ここを無視して「家族だから」
「お世話になっているから」と
意見を鵜呑みにしてはいけないのです。

 

 

 

●採用すべきは「リソースネットワーク」の言葉

ウェルスネットワークには、
「リソース(資源)ネットワーク」というカテゴリがあり、
そこには「アドバイザー」という人が含まれます。

 

アドバイザーは、

「あなたより知識を持っている人たち。
 メンターやロールモデルも含まれる。
 自分の経験から得た価値ある知識を喜んで共有してくれる人たち」

と定義されています。

 

もし経験豊富な専門家なら、
やみくもに反対するのではなく、

 

「そのやり方だと上手くいかない可能性が高いから、
 こういうところに注意して行動してみるといいよ」

 

という、あなたが成功するための
建設的なアドバイスをしてくれるでしょう。

 

相手がどのネットワークに属しているかを見極めるには、
以下の視点で考えてみてください。

 

・反対してくる人は、その道に精通した人ですか?
・その人はすでに豊富な経験や知識を持っていて、
 その上で建設的な意見を述べていますか?

 

もし、両方が「YES」であれば、その方はあなたにとって
「アドバイザー」となる人でしょう。

 

 

 

●貧困ネットワークは「サポートネットワーク」に変わることがある

あなたを精神的に支えてくれるのは
「サポートネットワーク」に分類される人たち。

何かのアドバイスをしてくれるわけではないですが、
「頑張ってるね!応援してるよ!」と、
心の支えになってくれる人たちです。

 

先に述べた通り「貧困ネットワーク」にいる人は、
「善意のつもり」…つまり、悪気がなく発言していることも多いです。

「心配だから」反対しているのであって、
「心配ではなくなった」場合は、応援側に…
つまり「サポートネットワーク」に回ることもあります。

 

「貧困ネットワークの人とは関わらない!縁を切る!」
ではなくて、“そっと距離を置くことが望ましい”、
という理由はこの点にもあります。

あなたが結果を出した暁には
応援側に回ってくれるわけですから、
無理に関係を悪化させる必要はないのです。

 

 

 

●知識は身を助く

ウェルスダイナミクス理論は、
知るだけで楽になる・楽に進める知識の宝庫です。

私自身、貧困ネットワークという概念を知るだけで、

 

「ああ、別に自分の考えや行動が間違っているわけではないんだ」

 

と楽になった経験があります。

 

もし今、あなたが自分の進む道に不安があるなら、
ウェルスを活用して活躍している諸先輩方と関わってみてください。

知っている人から学ぶこと。それが非常に大切です。

 

 

WDシニアトレーナー
白井圭(ロード)

 

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