あなたの原動力はなんですか?

ウェルスダイナミクスというと、
自分の適性が分かる「プロファイル」が人気です。

強み、弱みが分かるのは便利ですし、
フロー(流れ)に乗るために大切な理論です。

…が、そのプロファイル関係なしに大事なことがあります。

これが欠けていると、
プロファイルを知っていても、
強み、弱みが分かっても、
前に進めなくなってしまう可能性があります。

それが、ウェルス理論のひとつ、
「ウェルスフィットネス」の中に出てくる

「情熱」

 

ウェルスフィットネスでは、
あなたの中にある「価値」を6つの指標で見ていき、
それを「内的価値」と呼んでいます。

その「内的価値」のひとつが「情熱」です。

 

辞書で「情熱」という言葉を調べると、

 

「ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。
 また、その気持ち。熱情。」

 

とあります。

ウェルスフィットネスでいう「情熱」は、
この定義とは少し違います。

 

 

●あなたの「情熱」は何か?

 

あなたには、

「お金を貰わなくてもやりたいこと」
はありますか?

「これがあるから生きていける」
というものはありますか?

 

ここまで大げさなものでなくても構いません。

少しでも

「楽しい」

「好きだな」

と思えることはありますか?

いま、頭の中に思い描いてみてください。

 

 

………

 

浮かびましたか?

「特に浮かばなかった」という場合も、
「昔好きだったこと」や、
「一時ハマっていたこと」などを
思い浮かべてみてください^^

それが、あなたの原動力になる、
もしくは原動力になりうるもので、

内的価値の「情熱」です。

 

「自分の才能は何だろう?」と考えるよりも前に、
「自分の情熱」に気づくことが、
実はとっても大切です。

いくら自分の強みや弱みが分かっても、
興味が無かったり、楽しめないことには
力を使う気にはなれないですよね。

「好きだな」「楽しいな」と思うからこそ、
自分の時間やエネルギーを割きたくなるものです。

 

「お金になるから」とやっている仕事は、
お金が稼げなくなった瞬間に、
やめたくなってしまうかもしれません。

情熱があるからこそ原動力になりますし、
継続力が生まれます。

 

 

●演劇だけでは生活できない。でも……

 

私は普段、役者として
演劇の活動をしています。

演劇だけで生活していけるかというと、
恥ずかしながら答えは「NO」

じゃあ演劇をやめるかというと、
それに対する答えも「NO」

「演技をする」ということが自分にとって、
生き甲斐で、楽しいことなのです。

 

「この仕事を続けたいなら、演劇をやめて」

と言われ、仕事をやめたこともあります。笑

私にとって、演劇をやめてまで
やりたい仕事はないのです。

(今月の10日まで舞台の本番があり、
 ようやく公演が終わったところです。
 その間このメルマガの原稿も書かず
 ずーーーっと演劇に集中していました…!)

 

でも、「楽しい」だけでは暮らしていけません。

ここで考えたいのは、

「情熱をもちながら、
 お金を得られる道を
 見つけられるかどうか」

ということです。

 

私のいる小劇場という業界は特殊で、
(書き出すと長くなるので割愛しますが)
とにかくマネタイズというものがしづらくなっています。

約7年前の私は、
演劇とアルバイトに明け暮れるフリーターでした。

その合間に、自分を整えるために
心理学を学んでいました。

「心理学を学ぶこと」は、とても楽しく、
なんとか時間を作って勉強していました。

(当時はウェルスを知りませんでしたが、
これも「情熱」ですね)

その中でも「論理療法」というものが大好きで、
一緒に勉強している仲間が詰まったところを
教えたりもしていました。

 

それを見ていた私の先生が、こう言いました。

「論理療法を教えることを仕事にしてはいかがですか?
 アルバイトの時間も減らせて、演劇に割く時間が増えますよ」

と。

アルバイトも大好きでしたが、
如何せん拘束時間が長く、
演劇に時間を割くと、全く休みが無くて
疲弊していたのは事実でした。

この先生は、
マネタイズのしにくい分野で苦労するよりも、

「必要としている人がいて、お金に繋がる方法」

を教えてくれたんですね。

 

それに対する私の答えは、

「そんなのできると思えません!」

でした。笑

 

「まあ、一回やってみたら?」

と、言われるがままに講座を開催した結果……

アルバイト1週間分の収入を
1日で得てしまったのでした。

 

 

●情熱×才能×知識

 

ウェルスフィットネスでは、
「情熱」の上に、
「才能(プロファイル)」
「知識(相手がお金を払ってでも学びたいと思うこと)」
を積んでいくことが大事と言われています。

論理療法は、
「事実」と「思い込み」を
切り分けることが重要な心理療法です。

「分類、切り分け」はロードの得意分野です。

そして、楽しいからとどんどん学んで、
心理学の知識も積まれていました。

 

先生はウェルスを知らない方でしたが、
振り返ってみれば、
私の「情熱」に、「才能」「知識」
を組み合わせた方法を提案してくださっていたのですね。

「一回で終わるのはもったいないから、もう一回やってみたら?」

と乗せられて経験を積んでいるうちに
いつの間にやら独立し、今では

「好きな仕事でお金を稼ぎながら、好きな演劇をする」

という生活ができています。

「演劇が好きだから、演劇で稼がなければ!」

と拘ってしまっていたら、
今の自由度はなかったと思います。

(事務所やスポンサーなどのしがらみがないです。笑)

 

ウェルスフィットネスは
「自分の情熱に気づく」ことや、
「自分の価値の棚卸し」をするとともに、

「自分の持っているもののうち、どこからマネタイズできるか」

「どういう表現にすれば自分の価値が伝わるか」

を明確にできるワークです。

 

フィットネスを学ぶことで、
よりプロファイルも活かせることが出来ます!

集中講座や養成講座で学ぶことが出来るので、
「1人じゃ良く分からないな…」という方は、
セミナーで一緒にワークしましょう!

私のように、

「こんなの仕事にならないよ…」

と思っていたところから
思わぬ道が開けるかもしれません^^

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白井 圭(ロード)