これが未来の働き方!学生起業からの成功と失敗

あなたは、Startup GRIND TOKYO
(スタートアップ グラインド 東京)
をご存知でしょうか?

全世界120ヵ国・350都市・100万人の
起業家を繋ぐネットワークであり、
Google for Entrepreneursという
Googleが選んだ起業家支援団体の一つです。

(社)日本適性力学協会では
この団体の日本スポンサーとして
Fireside Chat(以下、FSC)
というインタビューイベントを毎月開催。

このイベントでは、毎回、
豪華で素敵な起業家や経営者をお招きし
Firesideの名の通り、
暖炉を囲むような近い距離で
宇敷代表とのトークライブを楽しむことができます。

 

1月は、学生時代に起業され
東京都の学生起業家選手権で
優秀賞受賞もされた

アクシスモーション株式会社代表取締役
田中 祥司さん

をゲストにお迎えしての開催です。

お申し込みはこちらから

1月のFireside Chat
https://firesidechat2019-1-23.peatix.com/

 

ちなみに昨年12月は、
45歳で起業し世界標準の電池のネットワーク化で
IoT社会の実現を目指している ノバルス株式会社
代表取締役岡部 顕宏氏〉をゲストにお迎えしました。

今月も独自の視点から岡部社長を紹介していきます。
ぜひ岡部社長のプロファイルを考えてみてくださいね。

 

◼︎ノバルス株式会社を簡単に紹介すると・・・

・創業2016年8月(当時、岡部社長は45歳)
・世界標準の電池型IoT”MaBeee”を開発、展開している会社。
・おもちゃ、リモコン、歯ブラシ・・・様々なモノがスマートデバイスから操作可能に。
・2015年にはクラウドファンディング(以下、CF)で600万円を調達。

 

◼︎経歴:

(株)アスキー、ゲーム会社大手スクウェアの新事業子会社 商品企画、事業企画部門、
セイコーインスツル(株)新事業企画部門を経て2015年ノバルス(株)創業。

 

◼︎会社員時代の仕事〜起業の種

起業が45歳のため、会社員時代が長い岡部社長。
中でもセイコーインスツル社では新規事業の創出を任され、
成功と失敗を経験をしてきたと語ります。

新規事業創出の根底となる
岡部社長の考え方はこちら。

「突飛なことや全く無いところから、というよりかは
”何か”あるところから『こうあるべきじゃないか?』
というところが新規事業の起点だった」

そして、岡部社長は新規事業創出のため、
社外のワークショップへ参加して、
情報収集を始めます。

新しいアイデアをもらったり、
新規事業に関する悩みをシェアしたりと
そこで関わる参加者から
アドバイスを受けることになります。

その一環で仲間内で個人的な研究活動を始め、
電池とは程遠いアイデアから周りの意見を取り入れて
少しずつ改良することで、結果、試作品が電池の形に。

 

◼︎起業の理由

MaBeeeの前身である
試作品のお披露目ではすこぶる評判がよく、
ここで研究を終了するか、
製品化するか(起業の道)の分かれ目に。

年齢やご家族からも反対意見はあったようですが、
それを覆す起業理由は以下の通り。

・周りからの期待、試作品が好評だった。
・お金をかけなくても事業化できる。
・研究仲間がサポートしてくれることになった。

 

◼︎クラウドファンディング(CF)の成功

起業当初、電池型IoT『MaBeee』を武器に
岡部社長がトライしたのは
クラウドファンディング。

ここで600万円以上の資金調達を見事達成します。

この時の達成理由を聞かれた岡部社長は、
このように答えました。

「絶対に失敗できなかったので、
”ものづくり系のクラウドファンディング”で
過去成功された方を知り合い伝手で探し、
その方々からアドバイスいただいたことの
全てを実行しました。

例えば、何時にスタートするか、
ニュースリリースを何時にするかなども
本当に細かく設計してリリースしました」

また、VC(ベンチャーキャピタル)とCFの
融資の違いを聞かれると、彼はこう答えます。

「支援者1,000人弱と心のつながりを持てたのがよかった」

 

◼︎これから起業される方へのメッセージを

「やるからには世界、地球を変えるくらいのテーマをやったほうがいい。
でもいきなりそこにはたどり着くことはできない。
MaBeeeもプラレールのおもちゃをコントロールするところからスタートした。
最初の一歩は小さく始めることが大事だと思います」

さて、岡部社長のプロファイルはなんだと思いますか?
ぜひあなたの考えや意見を聞かせてください。

 

宮本 伸男(メカニック)

 

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