「ビジネスが前に進まない…」ときに確認すべきこと

インパクトメーターテスト
受けた方からの相談で、
最近とても多いテーマがあります。

 

それは、

「方向性は間違っていないと思う」
「でも、売上や形に“まだ”なっていない」
「もう少し整ってから動きたい」

という状態です。
特に、テンポスチールの方に
よく見られる傾向です。

 

ということで、今日は、

ビジネスが止まりやすいときに
見直してほしい“起点”

についてお話しします。

 

 

■ 上手くいかない人が、無意識にやっていること

ビジネスを考えるとき、私たちはつい、

・どんな市場を狙うか
・どんな商品・サービスにするか
・どれくらい売れる可能性があるか

「完成形」から考え始めます。
これはビジネスとして
正しい思考にも見えますが……

 

インパクトメーターのレベル2〜3の段階
(これから安定した売上を作ろうとする段階)では、
この戦略は、逆に判断を重くする
原因になることがあります。

なぜなら、
まだ材料がそろっていない段階で
完成図を描こうとするからです。

 

 

■ 優れた起業家が、最初にやっていること

「エフェクチュエーション」という言葉をご存知ですか?

エフェクチュエーションとは、
不確実な状況下で成功する起業家が用いる

「手持ちの資源(人・知識・人脈など)から出発し、
 行動しながら新たな可能性を創造していく」

意思決定の考え方・論理です。

簡単に言えば、
成功した起業家たちに共通する
思考・行動パターンを体系化した
論理と言われています。

 

この考え方でいくと、
優れた起業家は、まず次の3点を確認すると言われています。

自分は何者か(経験・立場・価値観)
何を知っているか(業界・顧客・失敗含む)
誰とつながっているか(すでに関係のある人)

つまり「今ある経営資源」から
事業を組み立てる、という考え方です。

 

ここで言う資源は、
資金や人材だけではありません。

・すでに信頼されている領域
・実体験として語れるテーマ
・お金をもらわなくても価値提供できること

こうしたものも、
立派なビジネス資源です。

 

 

■ 戦略は“動かした結果”としてついてくる

この考え方は、
ウェルスダイナミクスでは、
テンポ・スチール周波数の人たちに向いています。

なぜなら、この周波数の人たちは、

・根拠のない拡大をしたくない
・再現性のない売り方に違和感がある
・「ちゃんとした形」になるまで出したくない

という健全な慎重さを持っているからです。

 

だからこそ、
未来の売上予測よりも、

今の自分の強みが、どこで価値になるか
すでに関係のある相手に、何を提供できるか
失敗しても致命傷にならない一歩は何か

この順番で考えた方が、
事業が現実に動き出しやすいです。

 

もしあなたが今、
ビジネスや商品づくりで迷っているなら、
次の問いを立ててみてください。

「新しいことを足す前に、
 すでにあって“使えていない資源”は何だろう?」

・既存のお客さん
・過去にうまくいった提供形
・自分が説明しなくても伝わる強み

ここを掘り直すだけで、
次の打ち手が自然に見えてくることがあります。

 

ビジネスは、
最初から正解の形が見えているものではありません。

動かせるところから動かした結果として、
後から“戦略”が整っていくもの。

ですから、
今の自分が持っているものを起点に動き、
反応を見て、少しずつ形を整えていく。

その積み重ねが、
後から「戦略」や「ビジネスモデル」と
呼ばれるものになります。

 

起業初期は「足す」より「確かめる」
伸び始めたら「増やす」より「研ぎ澄ます」

この順番を間違えないことが、
遠回りしないコツです。

ということで、また来週、
別の角度から「判断の軸」をお届けしますね。

 

 

浅山佳映子(クリエイター)