最高のチーム力で現場の雰囲気と売上を安定させるには?
こんにちは、スターの岩下です。
私は今でこそウェルスダイナミクスの
講師として活動していますが
元々はホテルマンとして
延べ20万人以上のお客様を接客し
一部上場企業でのマネジメントをしていました。
しかし人間関係や仕事上のストレスで
心の病にかかり会社を休業している時期がありました。
そこからウェルスダイナミクスを知り
自分の強みにフォーカスすることで
立ち直ることができた、という過去があります。
私からは、その頃の成功や失敗の体験談をもとに
組織の中で使える〈ウェルスダイナミクス活用方法〉の
ヒントを色々お伝えしていこうと思います。
話はまだウェルスダイナミクスに出会う前・・・
私は当時20名ほどの部下を抱えながら
フロントチームでマネジメントを行っていました。
それまでのチームは残念ながら
一度も売上予算を達成したことがなく
利用しているホテルシステムもかなり古い・・・
明確なマニュアルもなければ
リーダーも不在という(笑)
各スタッフの個々の力だけで
運営しているような状況でした。
私が正式にリーダーとして役職に就いてからは
決して優秀とは言えなかったそのチームを
ある程度コンスタントに予算達成ができて
ブランディングを意識できるような
段階になるまで育てました。
こういった実績が出せるようになった要因として
もちろん私やスタッフの努力もあるのですが
私の直属の上司(Dさん)が
非常に優秀だったことも挙げられます。
Dさんはそのホテルが今までやってこなかった
新しいアイデアを次々と発案し
社内に新しい風を吹かせることができる方だったのです。
当時はDさんが思いついたアイデアを
私が脚色し、現場に理解できる形で落としむことで
メンバーのモチベーションを上げながら
数か月で一気に成長させてきました。
そんな調子でチームは
飛ぶ鳥を落とす勢いで
どんどん実績を上げていったんです。
が、しかし・・・
しばらく時間が経ってチームが安定してきた頃
徐々にDさんが発案したアイデアに
現場がついてこられない
というような風潮が目立ち始めたのです。
私も現場スタッフの不満が
少しずつ大きくなってきていることに
気づいていたので
「何とか盛り返さなければ!」
という思いで必死にカバーしました。
が、なかなか事態は改善しません。
いくら新しい人材を
採用しても定着しない・・・
必然的に現場の仕事は
増えていくばかりで
生産性がどんどん低下していき
ついに年間予算すら達成できないところまで
落ちてしまったのです。
上司のDさんは本部常駐だったので
現場との距離があり
コミュニケーションがうまく取れない
というのも原因になっていました。
現場からすれば
「ここにいない人に色々言われたくない!」
という思いが強かったのでしょう。
徐々に私も疲弊し始め
心身ともに疲れ果てたころ…
そんな時にウェルスダイナミクスとの
出会いがありました。
それから私は自分の周りに起きていることを
ウェルスダイナミクスを通じて分析しました。
そしてなぜこうなってしまったのか?
をウェルスの理論を活用して
言葉にすることができたのです。
その時の分析結果は以下のようなものです
①上司のDさんについて
周波数:ダイナモ
プロファイル:クリエイター
強み:革新的なアイデアを次々に生み出せる
弱み:物事を最後まで完了させることが苦手
②現場スタッフについて
周波数:テンポ・スチール
プロファイル:トレーダー、アキュムレーター
強み:タスク完了能力が非常に高い
弱み:新しいことを始めることが苦手
③私自身について
周波数:ダイナモ・ブレイズ
プロファイル:スター
強み:他人のアイデアを発展させることが得意
弱み:高圧的になる・人の話に耳を傾けない
ちなみに
【周波数とは?】
ウェルスダイナミクスの独自の視点で
人のエネルギータイプを
4つに分けた時の各名称
です。
このエネルギーのタイプは
私たちが日ごろ目にする
人々の性格的特徴を表しています。
【プロファイルとは】
周波数の特徴をさらに細かく分析し
より分かりやすく8つのタイプにまとめたもの
です。
Dさんのプロファイルである
「クリエイター」
はとにかくアイデアを出すことを得意とします。
しかし細かなことに目を向けるのは苦手なので
今、現場で何が起こっているか?
を理解することが出来ないのです。
対して現場スタッフは
「トレーダー」「アキュムレーター」
というプロファイルが多く
これはDさんとは全く逆のタイプです。
このタイプはチームや協調性を大切にします。
Dさんから次々に出てくる
新しいアイデアにより
現場のルーティンが崩れ
今までとは違う動きを
余儀なくされたことにより
チームの在り方に違和感を感じてしまいました。
私は「スター」として
Dさんのアイデアをより良く見せて
現場のモチベーションを上げていました。
が、やはり細かなことを意識するのが苦手なので
現場の本質を見抜くことができませんでした。
そして私が気づいた1番大きなこと
それは・・・
周波数:ブレイズ
プロファイル:サポーター・ディールメーカー
というタイプのスタッフが
いないということでした。
ブレイズはダイナモとテンポのパイプ役として
チームには必要不可欠なのですが
その当時のチームには
ブレイズ不在だったのです。
そういったこともあり
Dさんとスタッフの間に
出来てしまった溝を
埋めることが出来なかったのです。
それに気づいた私は他支店から
「ブレイズタイプでリーダー候補」
だった方にヘルプメンバーとして
来てもらうことにしました。
彼は当時まだ若手だったのですが
私の想像以上の働きをしてくれて
チームに大きく貢献してくれました。
そうすることでチームに新たなエネルギーが加わり
現場の雰囲気も改善され
また売上の安定化を図ることができたのです。
ちなみに余談ですが・・・
彼は今現在若手マネージャーとして
メンバーの期待を背負いながら
活躍しているとのことなんです。
自分らしい道を進むことで
才能が開花し実績につながるんですね!
チームビルディングは
様々な要素が絡み合い成立します。
そこにウエルスダイナミクスの知識を
上手く活用することで、
チーム力を最大にすることができます。
ウェルスダイナミクスを
活用することで絡みまくっている
問題の紐を少しずつほどくような
そんなきっかけを確実に作ることができます。
そういったより実践的な
ウェルスダイナミクスの活用法を
全国のトレーナー・プラクティショナー
から学ぶことができます。
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ウェルス入門講座の日程はこちらで確認できます。
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ウェルスダイナミクスをフル活用して
より生産性が高く強い結束力をもった
チーム作りを目指してくださいね!
岩下知史(スター)