ウェルス理論はもう古い!?
現在、協会で提供している
ウェルスコンパス講座〜ベーシック2〜は、
スペクトルについて学ぶ講座です。
その講座の中で、
受講者さんからこんな疑問が出ました。
「スペクトルって、今の時代には
合わない部分もあるのでは?
今後、古くなっていくんじゃないの?」
さて、あなたはどう思いますか?
・・・
私は、
全部とは言わないまでも、
そういう部分もあると考えています。
煮え切らない答えですみません。笑
ウェルス理論は
「富作りにおける普遍的な学問」
です。
が、
日々色々な技術が生まれ、
情報交換がなされる中では
その使い方、捉え方は変わっていきます。
そもそもなぜ
冒頭のような疑問が出たかと言いますと、
ブロックチェーン技術が生まれた現在では、
DAO(分散型自立組織)といった、
中央管理者(株主、社長、経営陣など)やリーダーがおらず、
それなのに
世界規模のプロジェクトを行うことができ、
一人ひとりが対等で、
それぞれが働きに応じた報酬を得る……
というビジネスモデルも
生まれていたりするからです。
スペクトルレベルが緑、青レベルの経営者は
自分が現場にいなくても回る組織を持っていて、
たくさんの人間の力を使えるため、
出来ることの規模も大きく、
扱うお金も大きい人達です。
が、
DAOのような新しいビジネスモデルができると、
「緑や青レベルでなくても
巨額のお金を動かす人が現れるのでは……?」
という点から、
冒頭のような疑問が出たわけです。
●スペクトルレベル別の役割
「自分が現場にいなくても回る組織を持っているか」
というのが、
黄色レベルと緑レベルを分ける
1つの判断基準なので、
「自分が動かなければビジネスが止まってしまう場合」
は、どれだけ稼いでいても黄色レベルとなります。
そして、黄色レベルは
「自分がいないとビジネスが回らない」ので、
影響力が限定的で、稼げる金額が
緑や青レベルの人よりも少ない。
……というのが、
スペクトルでお伝えしていることです。
これに当てはめて考えると、
「どれだけ稼いでいても、自分が止まったら収入が止まる」
のであれば、黄色レベルとなります。
とはいえ、これまでは
緑や青レベルにならないと成し遂げられなかった規模の事業も、
今後は黄色レベルでありながら
行うことができるかもしれません。
「雇用を産む」というのは、
これまでは緑や青レベルの役割でもありました。
が、DAOのように自ら価値を発揮できる環境があれば、
そこを無理に担う必要はないかもしれないのです。
ここで皆さんに理解しておいていただきたいのは、
「スペクトルレベルは高ければ高いほどいい、ってわけじゃない」
ってことです。
自分にはどのレベルが心地いいのか?
自分が成し遂げたいことを達成するには、
どのレベルに行く必要があるのか?
それによって目的地を決め、やるべきことをやる。
それがいちばん大切なことです。
●「情熱」と「目的」
働き方が色々生まれても、
結局自分の「情熱」に沿っていなければ
楽しいものにはなりませんし、
「目的」がなければ、
あてもなく彷徨うことになります。
そういう意味では、
ウェルスフィットネスは、どれだけ時代が変わろうとも
取り組む価値のある内容だと思います。
そしてもう1つお伝えしたいのは、
「最新の情報を手に入れよう!」
ということです。
土台となるものは変わらなくても、
時代や環境が変われば
使い方が変わってくる、
というのは色々な分野でありますよね。
コメは炊いたら柔らかくて食べやすくなります。
そのまま齧ったら、カッチカチで美味しくありません。
これは皆さん納得頂けると思います。ええ。
でも、弥生時代より現代の方が
圧倒的に美味しく炊ける方法が分かっているわけです。
お米の種類によって炊き分けちゃうくらいですよ!
新しい方法の方が美味しく炊けると分かっていたら、
昔の美味しく炊けない方法を取ることはないですよね。
(この例えでいいのかしら)
もちろん、新しい方法を知った上で
「電気釜より土鍋で炊いた方が美味い」
となることもあります。
新しいことを知った上で選ぶのか、
知らなくて一つの方法だけをとるのか、
そこには大きな差がありますよね。
というわけで!
ウェルス理論を生み出した、
ロジャーから直接話をきける機会が今年もやってきました!
それが「ウェルスダイナミクス FESTA」です!
ロジャーが話していることのベースには、
これまでのウェルス理論があります。
でもそれだけじゃなく、
毎年、その時の流れを読んで、
ワクワクする未来像を見せてくれ、
時には新しい理論も展開していきます。
変化の激しい時代を ロジャーはどう捉えているのか?
その中で、ウェルス理論をどう活用していけばいいのか?
最新の情報を手に入れる絶好の機会です。
ぜひご参加くださいね!
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白井 圭(ロード)