習慣化と継続のコツ
先日、「ウェルスネットワーク」という教材を、
再読してみて気づいたことがあります。
それが、
「実践が習慣化すると、こんなにラクなのか!」
ということです。
むしろラクというよりも、
習慣化せず実践を継続していくのは、
難しいだろうなとすら感じます。
「ウェルスネットワーク」の教材の中で、
考案者のロジャー・J・ハミルトンが推奨していることの1つに、
「毎日30分を費やして自分の進歩をワークブックを使って確認する」
ことがあったのです。
ウェルスネットワーク以外でも、例えば
ウェルススペクトルのレベルを上げようと思ったら、
「ウェルススペクトルのレベルを上げる課題に取り組む」
ことを日々行っていかないと、
結局何も変わることがありません。
ですので、ほんの少しだけでも良いので
ウェルスダイナミクスにまつわる行動を
「毎日」「実践する」ことを習慣にしてみてはいかがでしょうか?
行動を習慣化することは、ウェルススペクトルの
赤外線→赤のスペクトルになるための課題の1つ
「行動を正す」を実践する上でも、
非常に役立つものです。
そんな習慣化のためのステップを今回はお伝えします。
まずは小さな一歩を踏み出して記録する
何か新しいことを始めようと思った時
いきなり理想とする行動を継続しようと思ったら
大変に感じられる場合があります。
例えば私の場合「毎日ブログを更新する」ということを
習慣化しようとしたことがありました。
習慣として定着させようと思いながらも
できなかったことの1つがこの
「ブログを書く」ということでした。
そこで、習慣化に詳しい知人のサポートを得ながら、
書くことの習慣化に成功しました。
そのときの経験を元に、今回はお伝えをしていきます。
最初の一歩としてまず取り組んだことは、
「これだったら絶対できる」と思えるまで
最初の一歩の行動を小さくした上で実践して、
毎日実践した記録をつけることです。
「毎日ブログを書く」という
習慣を身につけたい私の場合、
「まずブログの管理画面を毎日見る」
ということからはじめました。
管理画面にログインができたら、
手帳の日付のところに◯をつけます。
これは、ノートでもエクセルでもなんでも良いので、
シンプルに記録できるようなツールを使います。
管理画面を見るためには、パソコンかスマホを開けて、
ブログの管理画面にログインをする必要があります。
ログインをするだけでは、ブログは書けないので、
あまり意味がない気がするかもしれません。
しかし、「何もしなかったこと」と
「管理画面にログインしたこと」を比較すると
どう考えても、ログインだけでもする方が
「ブログを更新する」という目標には近づいている気がしませんか?
本来の目標には及ばなくても、
「確実にできるレベル」までハードルを下げて最初の一歩を踏み出す。
ここが大切なのです。
もちろん、
書きたかったら管理画面にログインして、実際に何か書くのもOKです。
ウェルスダイナミクスを実践したい場合も
最初の一歩は「本を開く」「ワークブックを開く」といった
1分とかからずにできる最初の一歩を設定して
行動してみることをおすすめします。
その行動は、何もしないよりも
はるかに大きな一歩になります。
徐々に理想の習慣に近づけていく
そうは言っても、小さな一歩を踏み出し続けるだけでは、
目標達成までの道のりが遠すぎて物足りなく感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
実際、行動量は足りません。
ですので、行動の量を
徐々に理想の目標に向けて増やしていきます。
先ほどの「ブログを毎日書く」という習慣を身につけようとしたときは、
最初の1週間は管理画面を開くことは必ずやる。
次の1週間はもう少しハードルを上げて、
「1日100文字以上書く」という行動をとることにアップグレードしました。
また、理想の行動に近づけるにあたっては、
行動の開始時間と終了時間も決めてしまうのが望ましいです。
毎日◯時から☓時まで、と定期的に決めてしまえると良いですが、
スケジュールの関係で難しい場合は、前日の時点で
翌日は何時から何時までやるかを決めてしまうと良いと思います。
やらなかったときの対応を考える
そうは言っても丸一日仕事で、家に帰ってきたらクタクタで
もうパソコンを開いて文字を書くなんで、どう考えても無理!
そんな日もあるかもしれません。
その場合の対応策もあらかじめ考えておくのが望ましいです。
行動を途切れさせないことが望ましいです。例えば、
「どうしても一文字も書けないときは、
ブログのテーマだけでも考えてから寝る」
「せめて一行だけでも書く」
など、1日の量を減らしてでも毎日やったほうが習慣化はしやすくなります。
そうして、だんだん負荷を高めつつ継続していくことで、
習慣化がされて自然に毎日行動できるようになっていくのです。
どのくらい続けたら習慣化できるかというのは、
21日間という説から、半年くらいという説まで諸説あるのですが、
継続していくことでどんどん楽に続けられるようになるというのは、共通しています。
それでも習慣化がうまくいかないときは?
それでも、やっぱり行動が継続できない!
ということも、あるかもしれません。
そのときに考えられることは、1つは
すで日常生活でやっていることが多すぎて
新たなことを始める余裕がないということが考えられます。
「そんなことはない、1日30分くらい時間はあるはずだ。」
と思うかもしれません。
しかし、もしかしたら
「テレビを見る」「YouTubeを見る」「スマホでSNSをチェックする」
といった習慣を、あなたはすでに知らず知らずのうちに
身につけているかもしれません。
そうなると、意識しないと
そのもともと身についていた習慣を実践することを優先して
新しいことを始める自分の時間がないように感じられるかもしれません。
その場合、新しい習慣を身につける前に
今やっている何かしらの行動をする時間を減らしたり
辞めたりする必要があるかもしれません。
睡眠時間以外で、なにか減らせる時間がないかどうかを考えてみましょう。
最大の敵は「忘れてしまうこと」
ウェルスダイナミクスの実践を始めるにあたっての最大の敵。
それは、実践するという行動を忘れてしまうことかもしれません。
行動することを忘れないためにも
行動することを習慣化して、少しずつでも毎日やってみてください。
実践にあたっては、指針となる教材が手元にあったほうが実践しやすいです。
ウェルスダイナミクスをご自身の仕事や
新しいビジネスに取り入れていこうと思ったら
冒頭で紹介した「ウェルスネットワーク」の教材は
ぜひ実践していただくことをおすすめします。
なぜなら、人との出会いや人から影響を受けることによって
大きな変化が起こることが多いからです。
だからこそ、ウェルスダイナミクス考案者のロジャーも
「ウェルスネットワーク」という独立した教材として
人とのつながりについての理論を体系化しました。
どんなプロファイルの人も、
どんなスペクトルレベルの人も、
そのときに必要な人とつながり、より良い状態に向かえる方法が学べます。
ウェルスダイナミクスの実践で、次に何をしていいか迷ったときには
「ウェルスネットワーク」の理論を実践することを、ぜひ考えてみてください。
教材「ウェルスネットワーク」はこちら
ウェルスネットワークの教材の魅力を語ったYouTubeの動画も
先日アップロードしましたので、ぜひ併せて見てみてください。
→ https://youtu.be/SDcOG5Hiy-0
この記事をきっかけに、まずは寝る前に本や教材
もしくはワークブックを開いて1行でも読んでみる。
そんなところから、行動を始める方が出てきて頂けたら、とても嬉しいです。
守屋 信一郎