褒めるのが苦手な人へ

あなたは他人を褒めることは得意ですか?

僕は苦手です。

それでも最近はかなり
上達しましたが・・・

今から5〜6年前の会社員の頃は
もっとヒドかったと思います。

当時の上司からは

「もう少し部下を
褒めてやってくれないか?」

と、直々にお願いされるほどでしたから(笑)

 

あなたはどうですか?

会社の同僚や部下だけではなく
自分のクライアントやパートナー、
子供たちをちゃんと褒めていますか??

褒めることはもちろん
相手のモチベーションアップにも繋がります。

しかし、メリットは
それだけではありません。

何よりも

「自分自身を好きになる」

ために必要なんです。

 

もしあなたが

 

「もっと部下を褒めてあげたい!」

「クライアントのモチベをあげたい!」

「自分自身をさらに好きになりたい!」

 

と思うのであれば・・・

今日は

「タイプごとの効果的な褒め方」

についてお話しします。

これを読んであなたも
自他共に認める、褒め上手になって下さい。

 

 

■褒めるのが苦手な男

 

僕は会社員の時、20名ほどのチームで
リーダーをしていました。

今考えれば、人間関係も良く
とても優秀なチームだったと思います。

しかし、当時は

「何て使えない奴らだ・・・」

って思ってました。

(過去に戻って謝りたいです)

 

だから、ほとんど他人を
褒めるってことがありませんでした。

では、なぜ僕はこんなにも
褒め下手だったのか?

その理由は2つあります。

 

1. 相手の良いところを見ていなかった

当時の私は部下の
悪いところにばかり目を向けていました。

そんなところを見つけては
注意しまくってたのです。

ホント嫌な奴ですね。

自分なら絶対に上司に
なって欲しくないです。

そして個人的に大きかった
もう一つの理由が

 

2. 自分を認めていなかった

です。

自分で言うのも何ですが
僕自身、まあまあ仕事は
出来る方だったと思います。

ただ、そんな自分に対して

「よくやった!お疲れ!!」

なんて思ったことは…

一度もなかったんですね。

 

どれだけ仕事がうまくいっても

「こんな事は当たり前。
喜ぶことじゃない・・・」

なんて思ってました。

これでは当然、他人のことなんて
信頼出来るはずがありません。

 

結論から言うと、
他人を褒めるコツは

「自分を褒めること」

なんです。

まず自分を認めてあげなくては
いけないんですね。

ただ、いきなりそれを実行するのが
難しい場合もあります。

 

そんな時に使えるのが

「タイプ(周波数)ごとの褒め方」

です。

ウェルスダイナミクス(WD)では
人の才能を

「周波数」

という4つのタイプで
分けて考えます。

周波数ごとの特性がわかると

「どうやって褒められると嬉しいか?」

が分かります。

 

 

■周波数ごとの特性

 

【周波数とは?】

WD独自の視点で
人のエネルギータイプを
4つに分けた時の各名称です。

この周波数の種類は

 

  • ダイナモ
  • ブレイズ
  • テンポ
  • スチール

 

の4つです。

1つずつ特徴と褒め方を
お伝えしておきますね。

 

<ダイナモ>

ダイナモは

「自己重要感」

を大切にします。

自分自身のことや、
自分の考え方、アイデアを認めて欲しい!
という思いが強くなる傾向にあります。

 

なので

「あなたの存在は素晴らしい!」

という姿勢で褒めることが大切です。

くれぐれも

 

「今あなたの考えは聞いてないの!」

「あなたはここに必要無いよ」

 

なんて言っちゃダメですよ。

 

<ブレイズ>

ブレイズは人と接することが大好きで、
人との関わりをとても大切にします。

なので大勢の前で

「めっちゃすごいやん!」

ってワーッと褒められると
心地よく感じることが多いです。

 

またブレイズは自分よりも
自分と関わっている人
褒められるのが嬉しいです。

なので、その人の周りにいる人や
関わっている人も一緒に
褒められると嬉しくなります。

「あなたも凄いですが
あなたのチームは更に最高ですね!」

なんて言葉が刺さりそうです。

 

<テンポ>

テンポはチームの中で
重要な役割を果たしていても
「自分はなるべく目立ちたくない」
と思っていることが多いです。

なので大勢の前で大袈裟に褒められても
どう反応して良いかわからず
心地よく感じないこともしばしば・・・

 

そんなテンポに大切なのは

「1対1で褒めること」

です。

「あなたの事、ちゃんと見てますよ」

という安心感を感じると
嬉しくなるんですね。

「あなたの行動にはいつも
感謝しています。本当にありがとう」

と心からの感謝を
伝えてあげましょう。

 

<スチール>

スチールも目立つ場にいることは
苦手な方が多いです。

大勢でいるよりも、1人で黙々と
作業をしていたいタイプ。

そして、スチールが少し難しいのは

「褒められてもあまり嬉しくない」

と感じることです(笑)

 

これは決して、捻くれているわけではなく・・・

 

「え、当たり前のことやってますけど?」

「え、どこがそんなに褒められるポイントなんですか?」

 

という感覚からくるものです。

そんなスチールが
褒められて嬉しいのは

「信頼している人からの言葉」

です。

スチールはまず自分と他人の
信頼に重きを置きます。

なので、時間をかけて
信頼を構築することが重要。

普段あまり関わらない人から突然

「うわーすごいですね!」

と言われても逆に

「え?具体的にどこを見て言ってんの?」

と思われるかもしれません・・・

 

とは言っても怖がら
ないでくださいね。

スチールは僕の属性なので
少し細かく説明しましたが
じっくり付き合えば非常に頼りになるタイプです。
(と、フォローしておきます)

 

 

■自分を褒める

 

僕もこういったタイプの
特性を理解してやっと

「褒める」

ことを意識し始めました。

これは相手を尊敬して敬意を払ったうえで
相手を認めるからこそ出来ることです。

それまでの僕は、結局相手に
敬意を持っていなかったんですね。

WDを知ってからは
自然と相手の良いところが見えるようになり
徐々に褒めることが苦ではなくなりました。

 

そして、何より

「自分のことを褒める」

ようになりました。

結局、自分を褒めることができる人が
他人を褒めることが出来る人です。

自分のことを認め始めると
すごく気持ちが楽になりますよ。

 

「こんな事言っていいのかな?」

「こんな事したら失礼じゃないかな?」

 

という意識がなくなるからです。

是非、あなたも

「自分自身を好きになるために!」

褒める、を活用してください。

そのためにWDにおける
周波数の理解を深めて下さいね。

 

というわけで今日は

「周波数ごとに効果的な褒め方」

についてお話ししました。

それでは本日も最後まで
お読み頂きありがとうございました。

 

岩下 知史(アキュムレーター)