絶対失敗に向かう破滅のフューチャービジョン
あなたが、今年こそ、経済面やビジネス面を飛躍させたいと考えているなら、次の視点が欠落していると上手くいかない可能性が高いです。
どういうことなのか、ブログ読者のあなたにだけ、こっそり教えたいと思います。
耳をダンボにして聞いてほしいんです。
今年、私は偶然ではなく、必然に自分の元に成功を手繰り寄せる体験をしてみる。
そう本気で決心しています。
そこで私は、着実に目標達成を、淡々とこなしているウェルス仲間のMさんにフューチャービジョン作成についてアドバイスをいただくことにしました。
今回は、気分を変えて、アドバイスを皆さんにも対話バージョンでシェアしたいと思います。
私はさっそく作成したフューチャービジョンを意気揚々とMさんに見せました。
自分でも素晴らしい出来だと思っていたのですが、、、、
彼は開口いちばん
「上手にフューチャービジョンが書けるようになるには3年は必要だね。」
私「え?これじゃだめってこと?」
Mさん「うん。3年後にはもっと、具体的ばヴィジョンになっていくだろうし。あ、でも今のヴィジョンは今のヴィジョンで素敵ですよ。本当に使命を燃やせるヴィジョンを見つけるのは3年くらいかかりますよ。」
口をつぐむ私を見かねて、
Mさん「そこにお客さんの視点はいってないからね。ま~エゴ丸出しのヴィジョンだね。だって、どんな価値を提供しているのか?って事がほとんど書いてないよね」
「????」状態から
「!!!!」
ピンときました。
なるほど!理解した。
ぴかっと頭の中で電気が走りました。
確かに私は、神社に行ってまるで神様仏様、こういう未来になりますように。。。
というような、神頼み的願い事を日記に込めていました。
でも、未来日記は目標の未来よね?
自分の未来がこういう未来でいたらそれは楽しそうだなという視点でいったい何がいけないのよ?
と思った事も事実です
それを、察してか否か
Mさん「ヴィジョンが自分のことでいっぱいだよね。
見込み客の人には、こういう提供をして、その人たちがどんな風になってるかって想像が抜け落ちてるからね!
まあ、その要素はマジで必要ですね。
だから仕事に関しても、仕事にならないだろうねえ~
あははw」
鼻持ちならない、笑い方!
むっとしたけど、確かにその通りです。
Mさん「文章で人にいい影響を与えたい。そうヴィジョンに書いているけど。
そこは提供ですよね。
そこをもっともっと具体的にリアルに感じないとね。」
私「でも文章で私が人にどんな影響を与えられるかなんて、まだ、、、」
Mさん「分かんないよね~
まあ、そんなもんだよ。始めって。。。」
私「う~ん。それなら!1年かけて探していくっていうフューチャービジョンが現実的かな~」
Mさん「とにかく焦らないことだなねえ~」
私「うん。そうだね。
じわじわ、じっくりコツコツ進めていくつもり。じゃあこういうのはどうかな?
今年は、たくさんの人の相談役になってみる」
Mさん「ほほう。いいね!」
私「それで相手の視点に立てる人になれたらいいな。
そして、フューチャービジョンが上手く書けるようになったらいいな。
逆だったね!また、
目的がフューチャービジョン作成になってる!
フューチャービジョンは、理想の未来に近づくためのツールに過ぎない。」
と、こういうようなやり取りをしました。
前回でトキメキと感謝を得た「フューチャービジョン」がまるで役に立たなかったか?
そうではありません。
確かにエゴ丸出しで、独りよがりで私だけが幸せになる目標だったのは間違いありません。
けど、書いてみて気づいたのですが本当に起こったことのように、自分の望みが全て叶った事と仮定して、日記を書いてみると、自分の欲望がでてきます。
こうなったら素敵。
こういう風に私が私のやりたいことで感謝されたら素敵。
私、私、私。
私の押し売り状態でした。
例えば、
・英語を今年こそマスターして尊敬されたい
とか
・たくさん稼いで、海外に飛び回りたい
そして、
・家族から尊敬のまなざしで見られたい。
・私の進む道はやっぱり正しかったと証明したい。
そんな風な自分の欲望を書き尽くしてみます。
自分の欲望を吐き出して、出し尽くして紙に書いて読んでみる。
そしてそこに、「価値を公に提供して自分も幸せになりそう」な欲望があるのか?
探し出します。
例えば、私の作成した、エゴ丸出しのヴィジョンの中に、
「文章で人にいい影響を与えたい。」
この部分は、提供なんです。
私の書いたエゴヴィジョンの中にも「提供」がありました!
広大な砂漠の中で、ピカリと輝く一粒の砂金を探り当てた気分でした。
この一粒だけを際立たせるために周りのエゴ砂利をそぎ落とし洗練していく作業が必要です。
あなたがやりたいこと、欲望は、社会にどんな前向きな影響を与えていますか?
社会貢献という視点をプラスしてみる。
あなたが達成したい、その目標は いったい誰を幸せにするチャレンジなのでしょうか?
ウェルス仲間に指摘された後から、作成したヴィジョンを読みかえせば確かに私のフューチャービジョンは、程度の低いエゴを満たすだけのものでした。
目標というより、そういう未来なら私のエゴが満たされ満足するようなものでした。
フューチャーヴィジョンに欠けてしまうと絶対失敗する要素というのは、
「他人への価値提供」または、「社会への価値提供」という視点です。
そこを深堀して具体的に、イメージしていくことが大切です。
なので、フューチャービジョンの作成の手順として私がお勧めしたいのは次の方法です。
まず、未来日記をわくわくしながら感謝の気持ちで書いてみる。
次に、他人に価値提供できそうな目標が書かれていないか洗いだす。
そして、そこを具体的に広げていく。
例えば、誰に、どんなタイミングで、何を、どうやって?
などなど、具体的に埋めていきます。
最後に、また箇条書きに戻す。
という手順です。
箇条書きに戻す理由は、単純です。
フューチャーヴィジョンは、作成して終わりというものではありません。
マイルストーンを設置し、環境や、状況に応じて自由に変更していきます。
目的達成するゴールの方向性を見失わなければ問題ありません。
その行き方は、その都度、修正しやすいように何度も見返しをして訂正していきます。
そのためには、箇条書きの方が見返しやすいって事。
なので、最終形は以下のような形になります。
「2018/●/●
この1年間に感謝します。
この1年間で私は・・・
私の収支は・・・
私の資産は・・・
私の時間は・・・
私の仕事/事業は・・・
私のメンターは・・・
私のチームは・・・
私の顧客は・・・
私のパートナーは・・・
私の健康は・・・
私の家族と友達は・・・
私の情熱と余暇は・・・
私の貢献は・・・
次の1年間は・・・」
後日談ですが、訂正したフューチャービジョンをMさんに見てもらうと、
「やるじゃん」と褒められました。
「やっぱり、価値提供する、お客様視点があるとフューチャービジョンが一気に締まるよね!」
だそうです。
感謝だけを込めたフューチャービジョンは、なんというか、モチベーションが上がりますし、これこそやりたいこと!という気持ちの高ぶりを感じました。
感謝に加えて、価値提供を意識して、書き上げたフューチャービジョンは気持ちの高ぶりはないものの、使命感に満たされ、穏やかで昇りつめていくぞ。
という静かな闘志が、じんわりとわいてくる感じです。
私欲は有るべからず。公欲は無かるべからず。
小さな私欲を持つな、大きな公欲を失うな。
そういう意味だそうです。
欲に公を足すと、志になるそうです。
公欲からくる、責任感、志は目標達成に欠かせない、強さに直結すると確信しています。
公をプラスして皆さんも、ぜひ目標達成ツールを再作成してみてくださいね。
きっと、テンションが高い一時的な高揚感じゃなくて、使命感、本当のモチベーションが目標へと後押ししてくれると思います。
高江洲里乃(スター)
フューチャービジョンを書いたその先の行動は、「才能は開ける」の書籍を読みながら、行動計画を立ててみることをおすすめします。
記事でも行動計画についてまとめたものがあります。
そちらも合わせてお読みください。