レーサーはプライベートでF1カーに乗るか?

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レーサーはプライベートでF1カーに乗るのか?
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今日はロジャーのお話を
シェアしたいと思います。

我が家の主人も自営業で
スペクトルレベルは黄色。
床屋を営んでおりますので、
とっても納得したお話です。

自営業の方、
経営者の方に質問です。
サイドビジネスをやっている方も
これからやろうと思っている方も
考えてみてくだい。

【質問1】
あなたのビジネスの毎月の収益はいくらですか?

【質問2】
そのうち、あなたの給与はいくらですか?

この質問を聞いたとき、
固まる方を何人も見ています。
そのうちの一人が主人です(苦笑)

自分でビジネスをやっていると

【収益=自分の収入】

となってしまいがちです。

【個人とビジネスを分ける】

これをビジネスが小さいうちから
考えておくと
後々楽になります。

これをするためには、
もう一つやめなければ
いけないことがあります。

自分の個人的な経費を
ビジネスの経費にのせること。

これは、びっくりしました。

これが、自営業のメリットだと
思っていたからです。

ロジャーは、
こんな風に行っていました。

「ビジネスはF1カーのようなもの。
チームで役割分担して取り組むよね?
ドライバーがいて、メカニックがいて。

F1ドライバーが
プライベートで、
F1カーに乗ると思う?

違うよね。
プライベートでは違う車に乗るよね。

ビジネスの経費と
個人の経費を混同するのは、
それと同じことなんだ」

個人の経費は、
ビジネスから得た給与で
まかなうべきということなんです。

ビジネスから見たら、
経営者の給与も経費です。

F1カーがあなたのビジネスだとしなら、
そこの燃料を他のことに使いながら、
レースに挑むことになります。

いかがでしょうか?

以前、青レベルの経営者の方が
教えてくださいました。

「税金はね。僕の経験からいうと
払ってしまった方がいい。
それを払った後に残っているのが
本当に自分が使えるお金だから」

よく考えるとサラリーマンの時は、
必然的にそうなっていますよね?

ビジネスと個人を分けて置くことは、
もう一つの側面があります。

それは、
【ビジネスの破たん≠個人の破たん】
とできることです。

ビジネスが失敗したときに、
自分とビジネスを分離してあれば、
いろいろ守れるものがあります。

ビジネスはF1カーと
イメージすると、
自分と車が別々のものだと
想像しやすいのではないでしょうか?

ぜひ考えてみてくださいね。

瀬賀啓衣(スター)