トラウマ発見中毒

あなたは自分自身のことを
探求することは好きですか?

僕は大好きです。

自分の内面を見つめる作業を
「内観」と言ったりします。

 

僕はこの内観が大好物です。

24時間ずっと内観
してても飽きません。

あなたはどうですか?

もし、共感頂けたとしたら・・・

 

それ、ちょっと危険かも
しれないので注意してください。

 

 

■プロファイルでは分からないこと

 

あなたはウェルスダイナミクス(WD)で扱う

「プロファイル(才能タイプ)」

をご存知でしょうか?

プロファイルは全部で
8つのタイプに分けられます。

自分のタイプによって
才能(強み・弱み)が理解できるものです。

これであなたが

  • 何をすべきで?
  • 何をすべきで無いか?

がよく分かるでしょう。

 

ただし、そんなプロファイルで
分からないこともあります。

確かにプロファイルは、とても便利です。

特にビジネスにおいて効果を発揮します。

しかし、プロファイルを正しく使うために
必要なことがあります。

それは例えば

 

  • 自尊心
  • 自己肯定感

 

と呼ばれるものです。

 

自尊心が低い状態でプロファイルを扱っても
ピンと来ないことがあるんです。

根本的に自分に自信が無いので

「あなたにはこんな才能がありますよ!」

と言われても現実を
受け止められないんですね。

プロファイルが自尊心を
養うきっかけになることはあります。

ただ、言い方が正しいか
どうかはわかりませんが

「自尊心が健全な状態」

で初めて、プロファイルを
最大限活用できるようになります。

 

ではなぜ自尊心が
低くなってしまうのか?

これらの原因を追求していくと

 

  • 育った環境
  • 親との関係性

 

に行き着くことが多いです。

あなたも自分について
色々学んだことがあれば
一度は考えたことがあるはずです。

そして、ここまでくると
正直プロファイルよりも
心理学の領域に入ります。

この記事を読んでくださっている人で
心理学も学ばれている人は
多いのではないでしょうか。

 

というわけで。

「自分とは何か?」

という内観を突き詰めていくと
大体、心理学的な領域に
辿り着くことが多いです。

そしてここが注意点です。

 

なぜなら

「終わりがない」

からです。

 

 

■内観が危険な理由

 

僕と同じように内観好きなら
共感してもらえると思いますが
自分を見つめていくうちに

「そっか!自分は親との
関係性に問題があったんだ!!」

みたいな。

過去のトラウマを見つけてスッキリした!
希望が見えてきた!という
感覚を味わうことがあります。

ただ、過去の環境や親との問題に
目を向け始めると終わりがありません。

どこまでも原因を追求できるし
どこまでも研究し続けることができます。

 

最初のうちはいいのです。

ただし、これを続けると
クセになるんですよね。

気づけば、トラウマ探しが
楽しくなっちゃうんですよ。

でもこれはずーっと過去に
目を向けているということです。

 

つまり

「今に生きていない」

わけです。

 

すると、何かに気づいたところで
特に行動を起こすわけでもなく・・・

ただ頭で考えている
だけの状態になります。

この状態ではいくら
プロファイルを眺めても
何も変わらないでしょう。

僕もこれに近い状態に
なったことがありますが
そんなことに意味はありません。

 

何かを学ぶ

気づきを得る

行動

 

この繰り返しが成長です。

自分のことを見つめ直してばかりで
行動が伴わない、では意味が無いんです。

自己理解は非常に重要ですが
はまり過ぎると危険な事を
理解しておく必要があるでしょう。

 

 

■本当の自分・・・

 

僕はこれまで、散々自分を見つめなおし
色々なことを学んできました。

そんな中で思うのは

「本当の自分なんていない」

ということです。

あるとすれば

「今ここにいる自分」

それが本当の自分です。

 

だからこそ僕は

「適当なところで自分探しをやめて
プロファイルで自分の軸を見定めたら
どんどん行動すると良いよ」

とお伝えしています。

 

はっきりお伝えしておきますが

「プロファイル=あなた」

ではありません。

プロファイルはあくまで
あなたの可能性であり
成長するきっかけです。

(もっと言えば、プロファイルは
ビジネスにおける戦略です)

 

とはいえ、そんな事を聞くと

「え、じゃあプロファイルは
あてにならないの??」

と迷ってしまう人がいます。

というわけで、そんな人に

「もう自分に迷わない!
とっておきの方法」

を最後にお伝えしておきます。

 

 

■自分に迷わなくなる方法

 

何でも良いのですが
まずはプロファイルなどの自己診断ツールで
自分が1番腑に落ちた表現
見つけておくといいです。

(ここでは特に書きません。
沢山あるので気に入ったものを
選んでください)

それがひとまずの
基準になるからです。

 

その上で僕がお勧めするのは

「書くこと」

です。

 

  • 今日のできごと(良い事・悪い事など)
  • 感情の動き(イライラした・ハッピーだったなど)
  • 体調の変化(絶好調・頭が痛かったなど)

 

自分に関する事を
毎日ノートやスマホメモに
書き留めていきます。

それだけです。

 

この時の注意点としては

「正しい・間違いをジャッジしない」

ということです。

仮にイライラしたとして

「今日はイライラしてしまった。
これではダメだ!反省しよう・・・」

とか思わなくて良いです。

ただ、出来事として

「イライラしたな」

と書き留めて客観的に
認識してください。

 

これを毎日少しずつで
良いので書き始めてください。

僕も毎日、日記をつけたり
何かあるごとに書きだす
クセをつけています。

やってみると分かりますが
これだけでかなり頭がすっきりします。

頭がすっきりするので、結果として

「今に集中」

できます。

 

「今」の積み重ねが「未来」です。

であれば、僕らは

「いかに今に集中するか?」

だけに追求すべきです。

 

何か問題があったときに
具体的な解決策を探る
ことは確かに重要です。

ただ、それ以前に

「事実をしっかり認識すること」

が圧倒的に大切なんですね。

今起きている事を無視して
未来云々と言っている場合ではないんです。

書くことでそれが達成されます。

書くことは偉大です。
オススメですよ。

 

それでは本日も最後まで
お読み頂きありがとうございました。

 

岩下 知史(アキュムレーター)