思考停止していると楽に感じる“罠”

現在、私がプロデュースしている舞台の本番直前で、
頭も体もてんやわんやでございます。
(明日が初日です)

3人くらいに分身したい!!笑

 

かれこれ20年くらい
演劇に関わっているのですが……

一般の方にとって「芸能」というのは
不安定で博打打ちみたいなイメージがあるようです。
(まあ、そういう側面もあると思いますが)

「好きなことがあるって良いね~」
「やりたいことがやれてて楽しそうだよね」

なんて言われることも多々あります。

 

うーん……
楽しいことばっかりではないのですが、
やっぱり好きだし、やりたいから
やっているのは確かなんですけども…

そういう言葉を聞くと、
私はとても気になることがありまして。

 

「好きなことがあるって良いね~」
「やりたいことがやれてて楽しそうだよね」

というような発言が出るということは、
今現在、その人には

・好きなことが(思い浮かば)なかったり、
・(色々な理由で)やりたいことができてなかったり、

っていうことですよね??

 

本当は、好きなことを見つけたかったり、
やりたいことに打ち込みたかったり
するわけですよね??

そっちの方が
気にかかってしまうわけです。

 

私は、

「あなたの人生が毎日楽しいんならそれでいいよ」

という信条の元、講座や
カウンセリング・コンサルをしています。

もし今、好きなことが分からなかったり、
やりたいことが出来ていないなら、
今回の記事が参考になればと思います。

 

 

●人間の機能:苦しいから忘れちゃお


あなたは「すっぱいぶどう」という
イソップ童話を知っていますか?

『何日も何も食べていないキツネが、
 豊かに実ったぶどうを見つけた。

 キツネはそのぶどうを取ろうと
 頑張ったが全く上手くいかなかった。
 そしてキツネは、

 「このぶどうは、すっぱくて不味いに違いない。
 誰が食べてやるもんか」

 と捨て台詞を残して去っていった。』

というものです。

 

心理学でいう「認知的不協和理論」
表す物語だとされています。

自身の思考や行動と矛盾することが起きた場合に、
人は不快感を抱きます。

「ぶどうをラクラク採れると思ったのに、全然取れなかった!」

というのがこれです。

 

そして、この違和感に対するストレスを軽減するために、
正当化などを行ってその違和感をなくそうとします。

「不味そうなぶどうだったから、
 元々そんなに欲しいと思っていなかった」

というように。

 

人間の脳というものはとても優秀で、
感覚を鈍くすることで、
ストレスを感じにくく(自覚しにくく)
することがあります。

「本当にやりたいことができない」
「好きなことができない」

という状態は、かなりのストレスです。
そうしたらどうすると思いますか?

「本当は好きじゃない」と言っているうちは、
まだ少しは「好き」が残っているかもしれません。

もっとストレスを感じなくするにはどうするか?

……そう、
「好きだったことを忘れてしまう」のです。

 

 

●思考停止すれば苦しくないじゃん


本当はやりたいことがあったとしても、
何らかの事情でそれが叶わないとすると、
それはとても苦しいことです。

「興味がないこと、嫌なこと」で失敗するより、
「好きなこと、やりたいこと」で失敗する方が、
そのダメージは大きくなります。

 

飲み会に人を誘うとして、

「嫌いだし、何だったら来ないでほしい」
という人に断られるのと、

「この人好きだな!一緒に話したいな」
と思っている人に断られるのでは、

受けるダメージがかなり違いますよね。

人は無意識に、受けるダメージを
軽減しようとする
んです。

 

その結果、
「本当にやりたいこと」というのは、
奥にしまい込まれてしまうことがあります。

「本当はやりたいことがあるけど、
 家族も反対してるし無理だよな…」

と思うと、
いつしかそれは心の奥にしまい込まれてしまって、
やりたかったことかどうかも分からなくなります。

その方が辛くないからです。

 

別にやりたくないことが上手くいかなくても、
たいしたダメージにはなりません。
“やりたいこと”が上手くいかないのは辛いことです。

だったら、好きでもなんでもない、
失敗したところでどうってことない仕事をしていたほうが、
受ける傷も軽くて済むわけです。

 

その代わり、

「やりがいがなく、さほど楽しくない日々……」

となってしまいます。

しょうがないです。
もともと「どうでもいい(と、自分が認識している)」
ことをやっているのですから。

 

 

●どっちの人生がお好みか、という話

 

「あの人はやりたいことをやっている。自分はそうではない」
と思いながら暮らすのか、

「自分はやりたいことをやっている!」
と思って暮らすのか、

正直言って、これは好みの問題です。
どちらが良い、悪いという話ではありません。

 

…が。

おそらく、多くの人がやりたいことを諦めてしまうとき、
一番の理由は、

『「やりたいこと」と「得られるお金」のバランスが悪かったから』

ではないでしょうか?
(悲しいかな、大体のことはお金があればできちゃいますからね…)

 

もしもあなたが、

「もっとやりたいことをしたい!
もっと好きなことをして生きていきたい!」

と感じるのであれば、
ここで1つ、良いお知らせがあります。

 

今までは、

『やりたいことをやりながら、お金を得る方法』

を知らなかっただけかもしれません。

つまり、その方法を知って実践すれば、
状況を変えられるということです!

 

お金は人と人との間、
「世の中」に流れています。

そしてお金は、
「価値」にくっついてくるものです。

もしあなたが

「やりたいことをやって暮らしたい」

と思うなら、ウェルスダイナミクスを
しっかりと学んで、実践してみてください。

 

ウェルス理論は、
「あなたの価値」と「世の中」を繋げる理論です。

本当に価値があるものだったら、
「お代は結構です」と言っても、
「いやいや払わせてください!」ってなっちゃうように。

世の中の人にとって「価値のあるもの」であれば、
そこには自然とお金がくっついてきます。

 

自分の「好きなこと・やりたいこと」や「才能・知識」が、
世の中の人にとって どういった「価値」となるのか?

他の人にとっての「価値」にするためには、
どこを鍛えればいいのか?

それを明確にしてくれる理論が、
『ウェルスフィットネス』です

これまでに私の記事を読んでくれている方は
「またかよ!」と思うかもしれませんが、
それくらい大事なので何度でも書かせてください。笑

  

封じ込めてしまった
「好き」や「やりたい」を掘り起こすのは、
1人ではなかなか骨が折れる作業です。

「やりたくない」を続けている人生から脱出したいなら、
「やりたい」を実践している人と一緒に過ごすのが一番!

すっぱいぶどうに文句を言うのではなく、
美味しいぶどうを採りにいきませんか?

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白井圭(ロード)